※シリーズ全体については『デビルメイクライシリーズ』の記事を参照。
概要
2001年8月23日に発売されたアクションゲームでのちシリーズ化される。1作目はナンバリングがないものの後にシリーズ化していったこともあり、公式にも「1」と表記されるようになっている。2021年に20周年を迎え、公式からもお祝いのメッセージが発信された。
元々、このゲームはバイオハザードシリーズの新作、「biohazard4」として出される予定で作られていた作品だった。しかし、アクション要素を強めすぎてしまった為、バイオハザードではない新作のゲーム『Devil May Cry』として製作・販売。
開発当初ではトニー・レッドグレイブという刑事が主人公だった。キャラクターデザインと性格は「Devil May Cry」の主人公ダンテに引き継がれ、トニーの名はダンテの偽名として小説版に登場。
初代には、マップ切替時のドア・梯子の音や、メニュー画面のレイアウト等、バイオハザードとして開発していた名残と思われる箇所がいくつかあり、雑魚敵のシャドウも、単に黒猫が巨大化したクリーチャーとしてデザインされており、ボス敵のファントムは、同じくバイオのクリーチャーとして作られていたのを流用して、溶岩(マグマ)の要素を取り入れてリデザインされている。
なお、第1作からTVCMに力を注いでおり、今は亡き水野晴郎も金曜ロードショーを意識した雰囲気で出演している。
ストーリー
今から2000年前。強大な力を持つ魔界の帝王、魔帝ムンドゥスが大量の悪魔を従え人間界へ進攻しようとしていた。だがそんなムンドゥスの前に立ちふさがる者がいた。その名はスパーダ。彼もまた悪魔でありながら、正義の心に目覚め人間のために剣を取って戦いムンドゥスを魔界ごと封印、人間界に平和がもたらされた。
そんな話が「伝説の魔剣士スパーダ」というおとぎ話や伝説となり、彼の戦いを信じる者も少なくなった現代。だがスパーダの伝説は本物であり、その血と力を受け継ぎ悪魔と戦う男がいた。スパーダの血を受け継ぐ凄腕のデビルハンター・ダンテは、幼い頃に母エヴァを殺した悪魔を探し出して仇を討つために悪魔退治専門の便利屋「Devil May Cry」を構え、悪魔と戦っていた。
ある日の夜、事務所にトリッシュと名乗る美女が訪れる。彼女はダンテにエヴァを殺したのがムンドゥスであることを伝え、そのムンドゥスが復活しつつあり、復活を阻止してほしいという依頼を持ち掛けてきた。
ダンテはエヴァの仇を討つべく依頼を受け、絶海の孤島マレット島に降り立ち、ムンドゥスが差し向けた悪魔たちとの死闘に身を投じる。
登場キャラクター
略称について
略称は「DMC」だが、pixivでは珍しく現時点では略称よりも「デビルメイクライ」タグの方がhit数が多い。
「デトロイト・メタル・シティ」との混同を考えると、こちらのタグを主流にする、または専用略称タグ「DMC1」を使う方がスムーズかもしれない。
関連イラスト
関連タグ
神曲:ダンテの名前の由来。