デトロイト・メタル・シティ
でとろいとめたるしてぃ
デスメタル界の帝王と称されるインディーズ・メタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」。
そのボーカル・ギターを務め人気を博しているクラウザーさんことヨハネ・クラウザーII世は、おしゃれなポップミュージックを愛する平凡で弱気な音楽青年・根岸崇一としての素顔を持っている。
不本意ながらメタルのカリスマと化してしまった彼の苦悩がギャグタッチで描かれた物語。
※「声」はOVAの担当声優、「演」は劇場版の担当俳優。
DMC(デトロイト・メタル・シティ) メンバー
声:岸尾だいすけ、うえだゆうじ(クラウザー) / 演:松山ケンイチ(歌:冠徹弥)
本作の主人公で、「Detroit Metal City」(デトロイト・メタル・シティ)のリーダー。
ギター&ボーカルを担当しており、DMCファン達からは敬意と畏怖をこめて「クラウザーさん」と呼ばれている。
計算あるいは計算外関係なくDMC活動時のやることなすことすべて(バンドメンバーおよびファン関係なく)が「魔王の所業」としてとらえられ、和田からは「メタルモンスター」とたたえられている。
根岸としての詳細およびクラウザーとしての「偉業」は各リンク先を参照。
和田真幸/アレキサンダー・ジャギ
愛称は「ジャギ様」。ヴィジュアル系好きなベーシスト。DMCメンバー中、唯一素でもロッカー気質を持つ常識人なイケメン。ベーシストとしての技量もあるのだが、天才的なセンスの根岸、真性のサイコパスである西田と比べて良識や心のブレーキが働きがちで、努力家であるがアドリブも苦手。劇場版ではホスト出身という設定が追加されている。
西田照道/カミュ
通称「カミュさん」。見た目も中身もキモヲタなドラマー。無口だが、時折ぼそりと喋る言葉はほとんどが罵詈雑言という、かなりの毒舌家であり、あらゆる疑惑を抱え持つDMCメンバー随一の変態にして、真性の変質者。しかしコンサート会場が火事になってもドラムを平然と叩き続けたり、敵対バンドのペットのヘビをけしかけられても即座に捕らえてドラムの撥代わりにしてしまうなどかなり肝は据わっており、ある意味最もデスメタルな人物。ライブ時にメイクなのか仮面なのかは曖昧(劇場版ではメイク)。
劇場版でもっとも長いセリフは「ブルマおかわり」。
DMC関係者
デスレコーズ社長
根岸を強引にクラウザーさんに仕立てた張本人および全ての元凶と言うべき女社長。
物事の良し悪しをすべて自身の股間が濡れるか否かで判断しており、気に入った状況になれば「濡れたわー!」と大声で人前で叫ぶ等、羞恥心は全く無いようであり、西田同様、普段からデスメタルな性格。煙草を自分の舌で消す等行動もいちいち過激だが、意外に甘党。デスメタル仲間であるグリとグラをよく引き連れている。
梨元圭介/資本主義の豚(駄豚)
声:松山タカシ
デスレコーズに雇われたライブ時のサポートメンバー。ライブでは主に舞台上でクラウザーさんに暴行を受けて悦ぶM男役のパフォーマーであるバツイチの中年男性で、生粋のドM。
DMC信者
極めて熱狂的なファン(信者)が男女とも多数おり、DMCメンバー(特にクラウザーさん)の行動や発言を全て都合良く解釈してさらに熱狂するという、無意識にマッチポンプをやっている集団とも言える。
クラウザーさんの伝説の数々は、おおかたクラウザーさんを神格化する彼らの超解釈のせいである。
DMCファンの中心的存在。普段からクラウザーさんを真似て額に殺の字を入れている体格のいい長髪の青年。普段はDMCのコピーバンドをやっている他、ライブ費用を稼ぐために遊園地でヒーローショー等のアルバイトに精を出している。
身体能力は超人的で、元ボクサーを余裕綽々でブチのめしたり、陸上短距離走経験者を振り切るダッシュ力などを見せている。
最高の相方
ファンの鑑とよく行動を共にするDMCファンで、顔のタトゥーと鼻チェーンが特徴的なインディアンヘアの青年。
根岸俊彦
根岸の弟で高校3年生。昔は兄と同じようにポップスが好きで、兄を慕う家族想いの優しい少年だったが、根岸が上京した後にラジオで聴いたDMCの曲の虜となった結果、DMC信者に目覚めて不良化。
終盤ではファンの鑑とすっかり仲良くなっていた。勿論、クラウザーの正体は知らない。
この他にも、心の中で口汚く他人を見下すブロッケンJr.と酷似した警備員にバッファローマンやラーメンマンをはじめとした『キン肉マン』の登場キャラクターにそっくりな風貌の男たち(通称「信者超人」)、太めな体型に帽子とクラウザーメイクが特徴の女、頭の半分を剃りあげた神奈川県内のSMクラブに勤める女など、様々なメタルなDMC信者が登場している。
根岸を取り巻く関係者
オサレ系雑誌『アモーレ・アムール(愛称:アモアム)』の編集者で、根岸が密かな恋心を寄せている大学時代の同級生。Dカップ。
雑誌取材でDMCのライブを観て以来、「豚」という言葉にひどいトラウマを抱えてしまう。
可愛らしい女性だが、かなりの鈍感で、クラウザーの正体がわかってしまうような場面でも全く気付いていない。根岸のギターやポップスの才能を認めている数少ない人物で、常に根岸のことを応援している。一方で、自分を散々な目に合わせているDMCやクラウザーの事は当然ながら毛嫌いしている。
佐治秀紀
根岸の大学の後輩。先輩である根岸のことをミュージシャンとして何より尊敬している。
相川と同じく根岸のギターやポップスの才能を認めている数少ない人物だが、根岸とは対照的に、ポップミュージシャンとしての才能に恵まれており、インディーズバンド「テトラポット・メロン・ティ」を結成して路上ライブを中心に活動しており、楽曲がカラオケになるほどには成功している。だがクラウザーの暴走で更に大成するチャンスを何度も潰される羽目に。勿論、そのクラウザーが根岸ということには気付いていない。
その他
アサトヒデタカ
「東京オシャレ四天王」の一人であるデザイナー。
当初は根岸にとって憧れの存在であったが、「お遊戯的な事なら外でやってくんない?」と自身のポップスの才能を罵倒されたショックから、これまでの尊敬や憧れから一転してアサトに激しい憎悪を抱くようになった。
加えて、仕事の付き合いがある相川に対して遊園地デートに誘うなど、彼女に好意を抱いている節があり、根岸から更に強い敵意を向けられている。
東京オシャレ四天王にはアサトの他、人気俳優の外園誠(声:松山ケンイチ)、写真家の久瀬アイセット、「クリエイティブキング」の異名を持つプロデューサーの茂木高之が登場しているが、いずれも傲慢かつ二面性の激しい性格をしている。
ただし、裏表のない性格の久瀬は根岸に対しても寛大かつ友好的に接していたため、オシャレ四天王唯一の良心といっても過言ではないが、根岸が一眼レフで撮ったポートレート集を一目見て、「写メって今、こんな風にプリントできるんだ」と勘違いしてしまった。
略称:DMC
関連作品
バリハケン:冴えないオタクの主人公が問題児だらけの高校で番長に君臨してしまうギャグ漫画。番長として祭り上げられた主人公も舎弟達からクラウザーさんと同等以上に神格化されている。
バックストリートガールズ:失態を犯したヤクザが組長の命令で全身整形と性転換手術をした上でアイドルデビューをするギャグ漫画。こちらの社長もヤクザの組長なだけあってかなり過激。
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