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概要編集

ヤングアニマル』(白泉社発行)にて、2011年11号から2014年17号まで連載された。


世紀末に『北斗の拳』のような文明が崩壊した世界が訪れると信じ、ひたすら鍛えていながら活躍する場を得られなかった男たちと世間の常識とのギャップによって生じる騒動を描いたギャグ漫画である。


実写映画は『KAPPEI カッペイ』のタイトルで2022年3月18日に公開。監督平野隆

主要人物編集

勝平(かっぺい)

主人公。滅びゆく世界を救うため、幼少より殺人拳「無戒殺風拳」の修業を積んできた「終末の戦士」の1人。獅子の顎のごとく両手を広げた構えから、一撃必殺の拳打を繰り出す「獅闘流(しとうりゅう)」の使い手。恋や青春とは無縁な毎日を送っていたため、厳つい見た目に似合わず色恋沙汰には耐性がないピュアハートの持ち主。


啓太(けいた)

勝平が町で出会った青年。正智大学に通う大学生。チンピラに絡まれているところを助けてもらって以来、勝平の男らしさに惚れ込んでいる。


山瀬 ハル(やませ ハル)

女子大生。勝平が一目惚れした相手。啓太の高校の同級生でもある。


守(まもる)

勝平とともに無戒殺風拳の修行を積んできた仲間で、貫手や手刀での攻撃を主体とする蛇戦流(じゃせんりゅう)の使い手。「クール」が口癖。女性の好みがやや独特。


師範(しはん)

無戒殺風拳の使い手で、勝平たちの師匠。ノストラダムスの予言を本気で信じ、救世主を生み出すべく、何人もの男たちを幼少のころより育て上げ己の拳技を叩き込んだ。何故かその手の合コン事情に詳しい。


正義(まさよし)

無戒殺風拳馬跳流(ばちょうりゅう)の使い手。都会に出てから、たまたま聴いた尾崎豊の「15の夜」の影響でヤンキーとなっていた。愛すべき馬鹿。


俊也(しゅんや)

無戒殺風拳鳳翔流(ほうしょうりゅう)の使い手。眉が無く、黒い髪を長く伸ばした男。島で暮らしていたころは、しなやかで筋肉質な体つきだったが、ラーメン店で食い逃げをし続けてきた結果、メタボリック体型になってしまった。


英雄(ひでお)

無戒殺風拳龍咆流(りゅうほうりゅう)の使い手。伝説の同門殺し、大熊七十九匹殺しなど、様々な称号を持つ、無戒殺風拳最強の戦士。心優しい性格で、同じ門下生達が終末が来ないことに戸惑う中、人類が滅びないことに非常に喜んでいた。


実写キャスト編集

終末の戦士・勝平:伊藤英明

山瀬ハル:上白石萌歌

入間啓太:西畑大吾なにわ男子

終末の戦士・守:大貫勇輔

師範:古田新太

テルオ:森永悠希

新井久美子:浅川梨奈

矢木徹:倉悠貴

柳田:橋本じゅん

和也:関口メンディーEXILE / GENERATIONS)

武智:鈴木福

美麗:かなで(3時のヒロイン

堀田先輩:岡崎体育

リアム(街の不良):アントニー(マテンロウ

しんちゃん(街の不良):大トニー(マテンロウ)

終末の戦士・正義:山本耕史

終末の戦士・英雄:小澤征悦

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