概要
所属事務所はホリプロ。
体操選手だった両親の元に産まれる。
7歳より母親の経営するスタジオでダンスを始め、17歳よりプロダンサーとしてデビュー。
現在もバレエ・ジャズ・コンテンポラリー・モダン・ストリート(ブレイク・ポップ・ハウス・ロッキング・ヒップホップ)・アクロバット・体操など、多岐に渡るジャンルのダンスを踊りこなす。
2011年にミュージカル『ロミオ&ジュリエット』で演出家の小池修一郎に見いだされ、死役に抜擢される。
本作でミュージカル俳優としての素質を見出されたことから、2012年にはミュージカル『キャバレー』で藤原紀香の相手役として、俳優デビュー。
その後も数多くの作品に出演している。
フジテレビ系列のドラマ『ルパンの娘』では、深田恭子演じる主人公・華の幼なじみで世界を股にかける泥棒・円城寺輝として出演。
毎回会話の途中で突然ミュージカル調になり歌って踊り出すシーンでは、ダンサーとしての実力に視聴者は驚くことになった。
アニメ『富豪刑事Balance:UNLIMITED』ではオーディションを勝ち抜き見事主人公・神戸大助を演じることになった。本作が声優デビュー作だが、以降は映画版『キャッツ』の吹き替えのみに留まる。
2021年、『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』でケンシロウ役として出演(再演時も同じ役)。
ワイヤーアクションを含めたアクションや、2022年版(中国公演中止に伴う再演)ではソロで踊る場面が追加されている。
2022年12月公開の映画『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』にてデザイアロワイヤルに参戦する「最凶の刺客」「無敗の男」の異名を持つ轟戒真/仮面ライダーシーカーを演じた。本作品が初の特撮作品への出演である。
人物
上述のようにダンスのジャンルは多岐に渡る。
身体能力のみならず表現力も卓越しており、イスラエル出身の世界的ダンサーインバル・ピントや、コンテンポラリーダンスの巨匠であるマシュー・ボーンといった振付師にも見初められているほど、評価が高い。
シャディ社のCMでもその如何なく身体能力の高さを発揮し、「シャディの勇輔くん」として好評を博した。
仮面ライダーシリーズのファンであり、上述の「MOVIEバトルロワイヤル」出演時には「夢が1つ叶った」と喜びを露わにしていた。
撮影時は前田拳太郎や簡秀吉の高身長っぷりに驚いたという(大貫の身長は180cmであり、決して低くはない)。
『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』のケンシロウ役は当初こそ快く引き受けたものの、後に不安に襲われることになった。
しかし初期のポスターを撮影した際、「意外と大丈夫なのでは?」と吹っ切れたという。
演出家の石丸さち子によると、ダンサーとしての経験から自身の出演しないダンスシーンに助言することもあったとバラされている。
私生活では、2022年2月8日に元宝塚歌劇団専科(退団時所属)男役の沙央くらまと2021年に結婚、2022年に入り第1子となる男児が誕生したことを所属事務所を通して明らかにした。
沙央のInstagramアカウントの1つから、愛息子の成長記録を見ることができる。
関連タグ
森山未來: ダンサーとして評価されている俳優の1人。奇しくも「キャバレー」で大貫と同役を演じていた。