森山未來
もりやまみらい
幼少時よりハリウッドミュージカルに親しんで育ち、5歳からダンスを習い始めた。
携帯電話は「持ってても連絡するよりゲームすることの方が多くなっちゃう」という理由で持っておらず、連絡の際は公衆電話を使っている。その一方で、パソコンは常に持ち歩いている。
ダンスに関しては、2013年10月から2014年10月まで文化庁から任命を受けて文化交流使として、イスラエルのダンスカンパニーで活動していた。
マイケル・ジャクソン、フレッド・アステア、ジーン・ケリーなどを好んでおり、特にマイケル・ジャクソンに関しては家族単位でのファン。
政府との縁ともあって『東京2020オリンピック』のパフォーマーとして出演した。
俳優としても高い演技力を持っており、代表作に映画版『20世紀少年』『世界の中心で、愛をさけぶ』『モテキ』などがある。
声優としての活動では、『聖☆おにいさん』のイエス役が有名。いだてんではナレーション含め4役を務めている。
2020年12月に放映された『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』の実写ドラマ版では、第二話のゲストキャラクターである志士十五を演じた。このドラマの5年前、2015年には同荒木飛呂彦作品『死刑執行中脱獄進行中』の舞台版にて主演を務めている。
2023年公開の映画『シン・仮面ライダー』ではラスボスであるチョウオーグこと緑川イチローを熱演。実際にマスクとスーツを装着してのアクションを披露しているが、そこでもダンサーとしての力量を発揮し、舞のように優雅な殺陣を熱演している。
気難しくて何を考えているのか理解しがたい庵野秀明監督に周囲の人間達が悪戦苦闘していた中で、森山は彼の創作スタンスを鋭く見抜いており、「最終的に何が最善なのかは庵野さん自身には見えており、決定するタイミングを後ろにずらすという方法論をとっている。こういった創造方法は演劇やダンスの世界でもよく見られる」と、かなり深い部分につっこんだコメントをしている。これも世界各地を放浪して様々な人々と交流を深めた彼だからこそ見抜けたものと言える。
