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いだてん〜東京オリムピック噺〜

いだてんとうきょうおりんぴっくばなし

2019年放送の大河ドラマ
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概要

2019年に放送される大河ドラマで、1986年放送「いのち」以来33年ぶりに近現代を舞台にした作品。
2020年東京オリンピックの開催を記念し、前半は「日本マラソンの父」と呼ばれる金栗四三を主人公に、日本が初めて五輪に参加した1912年のストックホルム五輪が描かれる。後半は田畑政治を主人公に、日本がどうやって1964年東京オリンピックを招致したかが描かれる。
同じ近現代ではあるものの、前半と後半で時代背景が大きく異なる設定は大河ドラマとしては極めて珍しい。
脚本に宮藤官九郎を起用。主演の金栗は中村勘九郎、田畑は阿部サダヲが演じ、語りとなる古今亭志ん生ビートたけしが演じる。また、金栗の故郷である熊本ことば指導で前年に亡くなった俳優の志水正義も参加している。

登場人物

1912年ストックホルム大会編

金栗四三 演:中村勘九郎
日本で初めてオリンピックに参加した男。
幼少時はひ弱な子供だったが、旧制玉名中学で教師の五条に冷水浴を教えられて身体が丈夫になり、ある時、呼吸法に気がつき長く走れる方法を思いつく。
数年後、往復12kmの通学路を駆け抜ける「いだてん」へと成長する。
学業も優秀だったため兄弟で唯一進学(旧制玉名中学→東京高等師範学校)教師になる夢をもっていたが、上京先で競技マラソンと出会ったことで才能が開花する。
尊敬する嘉納に乗せられてストックホルム・オリンピックに自費参加させられてしまう。
ストックホルムの異常な暑さに日射病にかかり、正気を失い幻覚にうなされてしまう。

熊本の人々

金栗実次 演:中村獅童
四三の兄。病弱な父に代わり子供のころから金栗家を支えてきた。父の死後、軍人になる夢をあきらめ、進学を躊躇う四三を全力でサポートするが、競技マラソンにのめり込むことは猛反対している。しかし四三が世界記録を打ち出したことが新聞に載ると考えを改め四三を一家の誇りと思い彼の夢を応援する。オリンピックの渡航費の無心を頼む四三のため富豪の池辺家へ嫁ぐスヤを頼り渡航費を持参して上京した。

金栗信彦 演:田口トモロヲ
四三の父。病弱で床で臥せっていることが多かったため先祖代々営んでいた酒蔵を廃業することになる。息子四三の体の弱さを心配した信彦は、当時第五高等学校にいた嘉納治五郎に息子を抱っこしてもらうことで健康にあやかろうと考えるが・・・

金栗シエ 演:宮崎美子
四三の母。みずから畑仕事に汗を流す、たくましく包容力のある女性。読み書きが出来ないために彼女の手紙は実次が代筆している。

金栗スマ
四三の祖母

春野スヤ 演:綾瀬はるか
四三の幼馴染。医者の娘で女学校に通い自転車を乗りこなす、村一番のハイカラお嬢様。
卒業後は見合い結婚が決まっている。
なお綾瀬はるかは「自転車で並走しながら汽車の四三を見送るシーン」をスタントなしの一発撮影で成功させた。

美川秀信 演:勝地涼
四三の幼馴染で玉名中学の同級生。夏目漱石に憧れて四三と共に東京高等師範へ進学するが、少しづつ心の距離が開いていく。

五条 演:姜尚中
旧制玉名中学の教師。生徒たちに冷水浴のやり方と効能を教える。

東京高師・大日本体育協会

嘉納治五郎 演:役所広司
四三の恩師。東京高等師範学校(東京高師)の校長
講道館柔道の創始者であり「日本スポーツの父」と呼ばれる人物。
アジア初のIOC委員として、日本のオリンピック初出場を目指し奮闘する。
オリンピック選手派遣の金策に苦労する中、更に清で辛亥革命が発生し、苦肉の策で四三を口車に乗せて自費参加させてしまう。

永井道明 演:杉本哲太
東京高師教授。スポーツの理想と現実を巡って嘉納と事あるごとに衝突し、生徒には厳しく接するいわゆる鬼教官であるが、生徒の安全を最優先する現実主義者でもある。

可児徳 演:古舘寛治
東京高師助教授。破天荒な嘉納校長に振り回される苦労人。酒が入るとテンションが上がる。

大森兵蔵 演:竹野内豊
バレーボールとバスケットボールを日本で初めて広めた人物。ストックホルムオリンピックの日本代表監督を務める。肺を患っており、道中や宿舎でも病で伏せることが増えていく。

大森安仁子 演:シャーロット・ケイト・フォックス
兵蔵がアメリカで彼女の家のボーイをしていた時に出会い結婚。ストックホルムに向かう四三、弥彦にテーブルマナーを指導し監督として向かう兵蔵に同行する。
ドラマでは兵蔵と同年齢か、年下に見えるが、史実では兵蔵より21も年上である。

三島家・天狗倶楽部

三島弥彦 演:生田斗真
名家に生まれ、東京帝国大学に通うトップエリートでありながらあらゆるスポーツに秀でる。人呼んで「運動会の覇王」であるが、家名を至上とする兄や母と自身の希望との間で揺れ動いている。
嘉納の口車に乗せられる形でストックホルム行きを決意して四三と出会い、マナー教室を開いたり写真を撮ったりと協力する中で友情を深めていく。

三島弥太郎 演:小澤征悦
弥彦の歳の離れた長兄であり三島家当主で銀行家。当時ベストセラーとなった「不如帰」で描かれた海軍少尉川島武男のモデルでもあり、家名に泥を塗られて忸怩たる思いをしている。

三島和歌子 演:白石加代子
弥太郎・弥彦の母で三島家を取り仕切る女主人。夫の生前から刀を帯刀し、自ら抜刀して身辺警護にあたったため「女西郷」の通り名を持つ女傑でもある。不如帰による周囲からの好奇の目や家名を守る重圧などで弥彦との間に距離が出来ているが、カメラを向けられて笑んだりテーブルマナー教室に付き合ったりと決して邪険にはしておらず、ストックホルムへの出発の際は泣きながら見送った。
なお史実では弥彦は妾腹であったが、兄弟分け隔てなく育てた。

押川春浪 演:武井壮
「天狗倶楽部」創設者。日本SF小説の祖。

吉岡信敬 演:満島真之介
「天狗倶楽部」の名物男。日本で最初の応援団長

中沢臨川 演:近藤公園
「天狗倶楽部」の頭脳派。

四三をとりまく人々

黒坂辛作 演:ピエール瀧三宅弘城
茗荷谷で足袋の専門店「播磨屋」を営む足袋職人。マラソンの才能を開花させる四三のために走りやすい足袋を作る。

フランシスコ・ラザロ 演:エドワード・ブレダ
ポルトガル初のオリンピック選手でありマラソン選手。ストックホルムオリンピックに出場する。
最初のうちは四三を遠巻きに見ていたが、四三の履く足袋に興味を持って話しかけたことで会話が始まって次第に打ち解けるようになる。裕福ではない家庭で育ち、四三と同じくいだてん通学をしていたこと、本職は大工であることなどから親近感を持たれるようになる。
ストックホルムの異常な暑さに正気を失ってフラフラとし、コースをまちがえる四三をなんとか呼び戻そうとするが・・。
作中では好人物として描写されているが、その実登場直後から彼の史実は検索してはいけないと言われるほど騒がれた人物であり、生半可な覚悟でググってはいけない。

孝蔵をとりまく人々

美濃部孝蔵 演:森山未來
若き日の古今亭志ん生。ドラマのナレーターをつとめる。
尋常小学校を退学後、父の煙管を盗んで質に入れて勘当されて以来浅草で飲むわ打つわのその日暮らしを続けてきた。ある時偶然落語の高座に迷い込み、橘家圓喬の寄席に心酔したこと、車夫を経て正式に圓喬に弟子入り、「朝太」の高座名を与えられ落語の道を目指す。

橘家圓喬 演:松尾スズキ
当代きっての落語の名手、押しかけて来た孝蔵の熱意を買い、車夫として雇った後、家への出入りを許し、正式に「朝太」の高座名を与える。芸に対しては真摯だが、その厳しさゆえに意地の悪い一面も持つ。
孝蔵に「胸の病にかかっているから、(自分の)湯呑みには触らないよう」警告する。

小梅 演:橋本愛
浅草の遊女。

清さん 演:峯田和伸
脚力自慢の人力車夫。小学校しか出ていないので漢字の読み書きが出来ないが健脚で、マラソン大会の度に「早せ田」のゼッケンを自作してはランナーに紛れ込んでいる。

政治家

大隈重信 演:平泉成
嘉納に選手派遣のスポンサーになるよう、依頼される。

伊藤博文 演:浜野謙太
ストックホルムへ向かう道中に立ち寄った哈爾濱にて、本編開始の三年前に暗殺されたことが回想と後ろ姿でのみ語られる。昨年の大河ドラマ「西郷どん」と役者が同じであり、一種のファンサービスでもある。

1964年の人々

田畑政治 演:阿部サダヲ
日本にオリンピックを招致した男。
1912年ストックホルム大会の開会式映像を1964年大会の開会式の参考にしようとしたが、あまりにも小さい日本代表の扱いに落胆してしまう。

岩田幸彰 演:松坂桃李
田畑の秘書

平沢和重 演:星野源
外交評論家、ジャーナリスト。嘉納治五郎の最期を看取った。
1964年のオリンピック開催地を決めるIOC総会で最終スピーチを行った。

東龍太郎 演:松重豊
東京都知事

五りん 演:神木隆之介
志ん生の弟子。

古今亭志ん生 演:ビートたけし
孝蔵の成長した姿。高座で四三たちの成長していく姿を語る。

関連項目

大河ドラマ 東京オリンピック 東京オリンピック(2020年)
いだてん
絵だてん・・・ファンアート

冷水浴・・・四三悲鳴をあげながら毎回のように全裸で行っている。視聴者サービスと言っていいのやら・・。

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