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力道山

りきどうざん

朝鮮半島出身の日本のプロレスラー(1924年11月14日~1963年12月15日)。「日本プロレス界の父」とも言われる。
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経歴

併合時代の朝鮮半島出身。

大相撲の二所ノ関部屋に入門し関脇まで昇進するも、生来の激しい気性と出自のコンプレックスから度々問題を起こし廃業。

日系人レスラー・ハロルド坂田と出会ったのを機にプロレスラーに転身。アメリカで修業を積んだ後、帰国して「日本プロレス協会」を立ち上げる。

敗戦で打ちひしがれていた日本人に、プロレスで外人レスラーを招聘し叩きのめす日本人レスラーと言う構図を作り出し絶大な人気を得る。

しかしこの時代では珍しくもないが、暴力団などの後ろ盾にも激しい気性で接したためかやはりトラブルは多かったらしく、最終的には赤坂のナイトクラブでたまたま同席していた暴力団員と喧嘩になり、ナイフで刺されて入院。7日後に腹膜炎で死去する。回復に向かっていたにも関わらず、腹膜炎を発症した原因については「本人の過信から暴飲暴食をしたため」「医療ミス」等諸説あり、はっきりした真相は不明である。



人柄

人格はきわめて粗暴、激昂しやすい性格であり、カッとなって物を破壊したり人に殴る蹴るの暴行を加えるのは日常茶飯事だった。周囲ではトラブルが絶えず、そのたびに金で表沙汰になるのを防いだが、暴力団員とトラブルを起こしたことが命取りになってしまった。

力道山の死後プロレス界を支えたアントニオ猪木ジャイアント馬場を弟子にしていたが、彼らは灰皿を投げられる、ゴルフクラブで殴られるなど力道山の虐待を日常的に受けており、特に猪木は走っている車から突き落とされる、大型犬をけしかけられるなどのパフォーマンスの実験台にされ、人格を否定するような辱めに苦しめられたという。いじめのきっかけは特に理由もなく面白半分であったり、機嫌が悪い時の腹いせであったりした。猪木は力道山から初めて殴られた際に俺は力道山先生みたいに弱い者イジメだけはすまいと決意したという。

肉体は異常に頑健であり、怪我をしても異常に治りが早かったようで、骨が見えるぐらいの傷を受けてもすぐ血が止まっていたという。また、ガラスのコップを噛み砕いて飲み込む「人間ポンプ」という特技を持っていた。

自身が朝鮮民族の出身と言う事はひた隠しにしており、自分が祖国に帰国したことを報じられた際には激怒したという。当時作られた自伝映画などでは長崎県出身とされていた(長崎県大村市の百田家へ養子縁組して帰化しており、死後その墓所にも分骨されている)。相手レスラーを得意技の空手チョップで殴る時の口癖は「この、朝鮮人野郎」であり、彼のコンプレックスのほどが伺える。

力道山は日本プロレスをビジネスとして確立させた人物であり、リング外でも不動産・レジャーなどの事業も手がけ実業家としても成功した。その手腕は、時代の波に乗ったにせよ抜きん出た物があり、こちらもまたプロレス界における一つの伝説として語られている。

その他

漫画家の長谷川町子が一時家出をした際に力道山の死を伝える新聞の記事を見て人生観を改めたエピソードがある。

創作における力道山

素行や人格の面では当時から悪評も多かったが、プロレスでは現在に至るまで日本のプロレスの源流とされる多大な影響を残し、梶原一騎等の作家は頻繁に取り上げその影響や強さを論じている。
傾向としては「裸一貫からのし上がった今太閤」「虚構の実力と醜い性根」「鋼の肉体と悪い意味で人間らしすぎる精神」等様々な切り口での登場が多い。
ただどのような創作であれ、少なくとも素人よりは強く、時代の趨勢を見る才覚に優れているような描写が多い。

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木村政彦

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