概要
「立てた予想がことごとく外れる人」や「その人に持ち上げられるとろくな目にあわない人」の事を指す。
例えば「○○が勝つ」 と言えばその逆に敗北し、「○○が上がる」 と言えば下がり、「○○を買います」 と言えば、関連団体に不祥事が起こったりするなど。ある意味では正確な予想なのかもしれない(二択を半分当てるのなら単なる運任せであるが、九割外す事が知られていればあべこべに受け取れば九割正解に相当する)、
単に推された側の敗北が多い人物にも用いられることがあるが、下馬評を覆しての黒星は少ない場合にまで当てはめるのは適切ではない。この不適切な使われ方は特に政治的少数勢力を揶揄するレッテル貼りとして用いられやすい。
一覧
実在人物
- 東原亜希:彼女のブログで紹介された人や物がろくな目に遭わなかったことから、デスブログと呼ばれるようになってしまった。
- 細木数子:彼女に占ってもらった人はろくな目にあっていない。
- 森田実:元々は的確な選挙予想で知られていたのだが、小泉純一郎が台頭してきてから逆神と呼ばれるようになる。
- 飯野賢治:「死神飯野賢治」のあだ名をつけられた。
- ミック・ジャガー:FIFAワールドカップで彼が応援したチームは負けると言われている。「コメントしただけでも負ける」とすら言われている。
- 川谷絵音:関わった人物が悉く不幸な目に遭ったため、「ゲスノート」と揶揄されることに。
- 生田絵梨花:2018年元日の芸能人格付けチェックでことごとく不正解を選び、最終問題でだけ正解を選んで(当然仲間には信用されず)映す価値なしに。その後の芸能活動は順調のようだが、「格付けチェック」に関しては未だリベンジの機会は与えられていない。
- 岐阜暴威:「岐阜さん」の愛称で親しまれているデイトレーダー・Youtuber。投資はおろか、国政予想や野球観戦においてすら逆神ぶりを発揮する。投資専門メディアを中心に、「逆神」の代表選手として多数の出演を果たして認知度を高めている。
- 大川隆法:
- この人物および彼を教祖とする宗教団体に糞味噌に罵られた政治家はかなりの確率で次の選挙で当選している。もうすぐ死ぬと言われた政治家は最低でもその後5年以上はピンピンしている。ヨイショされた政治家は、もちろん、落選する。
- 「21世紀は日本の時代になる」と言った途端にバブル崩壊。
- 「21世紀にはアメリカは没落する」と言った途端にアメリカではIT関連企業の急成長が始まる。
- 「中国と韓国は日本の属国となる」と言った途端に、中国では経済成長が始まり、韓国は経済危機を乗り切ってしまう。
架空
- Barローズのママ(いだてん〜東京オリムピック噺〜):主人公に「あなた30で死ぬわよ」と言えば主人公は30どころか80過ぎてもスポーツ業界に貢献し続け大往生、「ロス五輪、全種目制覇できるわよ」と言えば選手1人が体調不良で制覇を逃す、と占った結果が悉く外れる。主人公からは「占いババア」「お前の占い当たったことねえんだよ!」と悪態をつかれている。が、最終回直前には東京オリンピック開会式当日の天気を「豪雨、日本中の雨雲を集めたような曇天ね」と占い、主人公たちに逆に快晴を確信させ、そして見事に逆神で的中させた。なお、逆神で的中させたお礼として主人公から当時はまだ高価だったカラーテレビが贈呈された。
- 若槻武士(ケンガンアシュラ):同作は話作りの中で、観戦者が「彼はよくやったが、ここまでだろう」「〇〇という理由で彼は勝てない」という旨の発言をした直後に「彼」が展開を揺るがす一打を放つ、という展開が多く、その損な役割を若槻が担うことが多かったことから、「ウソ槻さん」の愛称で読者に親しまれた。
その他
- ウィリアム・D・ポーター、むつ:船版逆神。「ウィリアム・D・ポーター」はアメリカ海軍史上最もトラブルを起こした駆逐艦と言われる。「むつ」は日本初の原子力船として就航したが故障や事故を繰り返して膨大な損失を産み疫病神の代名詞に。原子炉を撤去して「みらい」に改名してからは事故を起こしていない。
- アフガニスタン:国版逆神。19世紀に軍事評論家(一般にはマルクスとともに科学的社会主義の創始者として知られる)フリードリヒ・エンゲルスは当地について詳細な分析を繰り広げて介入の危険性について警告し「アフガンは放置すべし」という結論を出す。しかしその後イギリス、ソ連、アメリカ合衆国、パキスタンなどが介入、ことごとく失敗して国が傾く原因を作ってしまっている。