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概要

狭義には、将来の成長と見返りを求めて債権不動産保険鉱物(金銀)などを購入することを指す。古くはチューリップ球根なども投資の対照となっていたことがある。現代では仮想通貨クラウドファンディングも、投資手段として用いられる。

株や不動産は(商品にも寄るが)配当金・分配金・優待などが生じるため、持っているだけでも利益がある。またそれらを欲しがっている人に、買った時よりさらに高値で売ることでも利益を出すことができる。前者を「インカム・ゲイン」、後者を「キャピタル・ゲイン」と呼ぶ。

逆に景気や市場の停滞などによっては配当金が出なかったり、買ったときより価値が下がってしまい、損をしてしまう場合もあるため、ギャンブル的な要素も含む。
ただし売り時は自由に選べる点や、株主・債権者・不動産オーナーとして社会的影響を及ぼせる点などが、競馬麻雀のような一般的なギャンブルとは大きく異なる。

特定の会社の株・債権を買うのではなく、平均指数(=インデックス)に合わせてその市場の株・債権をまんべんなく買いつけることを「インデックス投資」と呼ぶ。定期的な積み立てによる「ドルコスト平均法」との組み合わせで運用される。
これは配当金は無い上にすぐに結果は出せないが、数十年続ければほぼ必ず投じた資金以上の利益を出せるため、多くの資産運用・投資商品に用いられている手法である。実は日本の年金も、このインデックス投資によって独立行政法人「GPIF」が運用して総額を増やしている。

「投機」との違い

長期的な保有ではなく、短期的な売買や先物取引(将来の売買価格と日時を予めを決めておき、その価値の増減によって利益を得る)などでキャピタル・ゲインを狙って売買を繰り返す行為は、専門的には「投機」と呼んで区別される。中でも1日のうちに何度も売買を繰り返す行為は「デイトレード」と呼ばれる。
議論を呼ぶことの多いFX(外国為替証拠金取引)や転売も投機の一種である。

取引によっては借金をして自分の資産以上の投資を行うこともできる。これを「レバレッジをかける」という。有名な「FXで人生破滅」系のコピペは、だいたいレバレッジをかけて失敗したことによるものである。

株や通貨の投機は短期的に巨額が動くため、投資以上にギャンブル・マネーゲームと化しやすく、そして市場価格を自由に動かせる機関投資家(投資会社)やお金持ちが最終的に得をしやすい構造になっているため、素人は避けるのが無難である。


↑素人の投機での失敗例

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