概要
企業(法人)の場合は自己での経営再建が困難(不可能)な場合、経営を他者に托したり断念(業務停止)したりすること。
法律では、「債務者が債務を払いきれない時に、債権者たちに公平な弁済を行うための裁判上の手続き」の事を指し、一般にはこちらの意味で用いられている。
ただし、イラストとしてはどちらかと言うと前者の意味で用いられているようである。(元本割れしたり全財産を摩ったりしても、そのために借金していなければ債務はないため。)昨今ではスマホゲーのガチャで散財した際に使われることも多い。
クイズ世界はSHOWbyショーバイ!!の破産
「クイズ世界はSHOWbyショーバイ!!」のミリオンスロットの出目。番組中期の1992年秋から司会者席のセンタースロットに導入された。
この出目が出てしまうと、折角貯めていたショーバイマネー(得点)が全額没収になってしまい、テレビ画面には『(破産を出した人やチーム名)破産!!』というテロップが表示される。
特に改編期SPや春と秋日テレ合同特番のスーパークイズスペシャルの途中で出てしまうと、大下克上が起こる事が度々あった。
ちなみに番組最高ショーバイマネーでの破産は、1993年年末SPの山城新伍チームの1110萬である(当ててしまった高田純次はチームリーダーである山城や副リーダーの山瀬まみからA級戦犯扱いされてしまった)。
なお逸見政孝が司会の頃の通常回では、ラストクイズ不正解者に没収金額が分配されていた(割り切れない場合はポケットマネーを足して分配)。
逸見政孝亡き後の1994年4月にこの分配制度は廃止された。
福澤朗が司会に就任した1994年3月以降、「ショーバイマネーマイナス制」(横取り40萬や差し上げ25萬等の理由で不足分がマイナス表示に)が導入されたが、ショーバイマネーがマイナスの状態でこの出目が出ても変動は無かった。
ただし1993年5月に放送された「マジカル頭脳パワー!!」との対抗特番では、ショーバイマネーがマイナスの状態でこの出目が出たら0萬に戻るルールが適用されていた(ただしこの番組内では実際にこのような事例は発生しなかった)。
ダービースタリオンシリーズの破産
「ダービースタリオン」シリーズでは、競走馬を育成して賞金などで資金を稼いで牧場経営をしていくシステムだが、牧場維持費などの経費が手元の資産を上回ってマイナスになると、「破産」となりゲームオーバーとなる。但し、一部作品では銀行から融資を受けられて一度だけ破産を回避をできる場合がある。ちなみにソーシャルゲーム「ダービースタリオンマスターズ」では破産になっても、登場キャラの富豪である恭一が1億円を融資してくれる上、再び破産してもその都度1億円を融資してくれる為、ゲームオーバーにならない様になっている。
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クイズ世界はSHOWbyショーバイ!! 横取り40萬 差し上げ25萬
山本寛:アニメ監督。制作費を巡って債権者破産手続きが行われた