概要
政治家との取引、ギャンブル、殺人鬼との死闘などの裏社会を描いた作品。
1992年から1996年まで双葉社のアクションピザッツで連載された。
既に25年に渡り休載していることからもわかるとおり、連載が再開される可能性は薄い。
2017年冬にはテレビ東京で深夜ドラマ版が製作・放送されている。
登場人物
平井銀二
本作の主人公。「銀王」と呼ばれる裏社会の帝王。森田の才能を試すように、自分の仕事を手伝わせていく。
森田鉄雄
本作のもう一人の主人公。ギャンブルにはまるただの青年だったが、銀二に出会ったことで、裏の社会で生きることを決意する。
安田 巌(やすだ いわお)
警視庁OBで、元刑事部捜査二課の巡査部長。仲間からは「安田」「安っさん」と呼ばれている。メンバーの中では一番人間味が強い。
巽 有三(たつみ ゆうぞう)
元毎朝新聞記者。長めの襟足に無精ひげ、黒いサングラス姿が特徴で素顔を晒した事はない。
船田 正志(ふなだ まさし)
東京地検特捜部の元検事。恰幅の良い体系につり上がった目に眼鏡、長い黒髪のオールバック姿が特徴。
川松 良平(かわまつ りょうへい)
競馬狂いの21歳の青年。400万の借金を背負っていた。彼と民政党総裁の河野の息子が瓜二つであったことから銀二とある作戦を思いつき、実行に移す。作中で銀二が安田に「今回限りのタマ」と話していたが、「俺の世界に来い」と誘っていたこともある。クライマックスの描写を見る限りでは正式に銀二の仲間に加わった様子だった。