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無頼伝涯

ぶらいでんがい

「週刊少年マガジン」で連載された福本伸行による漫画。
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概要

週刊少年マガジンにて連載された、福本伸行による漫画作品。

冤罪により過激な更生施設へ放り込まれた少年による、大人への反逆と自立を描く。

2017年現在、福本の連載漫画で唯一『完結しており、かつ続編も出ていない作品』でもある。

……その理由は打ち切りであり、立ち上がりの展開の遅さなどから少年読者層の支持を得られず1年未満で終了となった。
が、物語自体は起承転結が付いて完成している為、失敗作には珍しく最後まで体よく読む事が可能。

後の『最強伝説黒沢』同様にギャンブルが話に絡まない数少ない作品。打ち切りでは『銀と金』同様であるが、そちらは未完に終わっている。


ストーリー

孤立せよ…!

中学生の少年『工藤涯』は「『仮』の人生を終わらせたい」という考えの下、周囲と馴染まず自ら孤独な人生を歩んでいた。

しかしある時、彼は大金を得られるという誘いを受けて大富豪『平田家』に招かれ、そこで殺人犯に仕立て上げられてしまう。

警察に連行された彼を待っていたのは更生施設『人間学園』。
そこは異常な価値観に染まった大人により、苛烈な体罰や洗脳同然の教育を強いられる監獄だった。

涯は自身の無罪を証明して人間学園を脱出する為、頭脳と拳を武器に戦いを挑んでいく。


主な登場人物

工藤涯(くどう・がい)
主人公。幼少期から孤児院にて孤独に育ってきた少年。
それ故に親の比護下で気ままに生きる他人を嫌い、完全なる自立を目指して日々自らを鍛えている。
大人顔負けの俊敏な身体能力と、孤立により養われた機転の利く頭脳を持つ。

安部守宏(あべ・もりひろ)
涯を逮捕した警察の男性。もう一人の主人公。
逃亡する涯に無実を証明するべく戦うよう説得し、敵でありながらも遠まわしに彼の協力者となった。
作中では彼の冤罪を知り、真犯人の平田から大金をむしり取るべく行動を開始する。

池田貴行(いけだ・たかゆき)
涯の保護者となった不動産屋の男だが、あることをきっかけに絶縁。
Pixivでは人気がある。

澤井(さわい)
人間学園の責任者。
少年法に守られ更生しない若者達を憎悪しており『改心しないなら大人が使う』という理由から洗脳or死を生徒達に強要している。
アメとムチによる高圧的な教育及び、他人を犠牲にする保身に積極的な悪い大人であるが、一方で彼の言動には世の真理をついたものも多く見られる(生き物に最低も最高も無いと答えた生徒に「人間は生き物の中で最高の存在だ」「家畜と称して生かしも殺しもしているのは人間だ!それを最高と張らずして何という!」など)。また、彼の台詞がネタとして使われることがある(「ユーアヒューマンだっ…!」、「全員で・・・愛情注入!」など)。

平田(ひらた)
人間学園の所長にして、本作の黒幕。
大富豪『平田家』当主の息子であり、父親を殺害して証拠を捏造、家族ぐるみで涯に罪をなすりつけた。
恐らく遺産目当てか何かだと思われるが、打ち切り故か具体的な動機は不明となっている。

関連タグ

福本伸行


二次創作において

福本作品で同じく「少年マガジン」誌に連載された「賭博覇王伝零」とは、主人公が十代の少年同士という共通項から越境表現されることが多い。

【イラリク】つまりこういう事なんだ!



また涯が愛読する「三国志」や、貧しい食生活を表すための「のりたま」等の表現を用いるのが、一部のファンの間では定番となっている。

のりたまは涯のジャスティス
アカギ、まさかの二袋使い・・・!

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