概要
1955年3月12日生まれ。戸籍名:中尾 志津子、旧姓:美濃部、俳優・中尾彬の後妻として知られる。父は10代目金原亭馬生、祖父は5代目古今亭志ん生、叔父は3代目古今亭志ん朝。甥(妹の息子)は金原亭小駒。
高校を中退、俳優小劇場養成所入所を経て新国劇に入団。女優としての活動は、1974年から本格化、主に脇役として芝居を引き締める演技・役どころをこなした。
1978年に中尾彬と結婚。夫・中尾との間に子はないが、共通の趣味と強い絆で結ばれた夫婦として知られる。
1983年、映画『丑三つの村』での大胆な演技が話題となった。
1990年代半ばより演劇活動に距離を置いたことを機に事実上芸能活動停止状態。
2007年以降、テレビ出演などで、再びメディアに顔を見せている。
2019年のNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』で、自らの祖母である美濃部りんの役を演じ、20年近く休業していた女優に復帰した。
2024年5月、夫の中尾彬と死別した。