概要
日本の町並みを模した建造物が多く、祭の提灯が目に付く町並み。
日本語の看板の店舗が多く、日本の商業施設や日本食店、日本のお土産の販売店、フィギュアを始めとしたアニメグッズの販売店などロスにいながらも日本にいるかのような雰囲気を味わうことが出来るエリア。
19世紀の日本から北米大陸への移住を期に日本人の元水夫がロサンゼルスのダウンタウンにレストランを開いたことをきっかけに日系人が多く移住。
これにより日系人のコミュニティーが拡大しこれがリトルトーキョーの発祥となり、日系商店や飲食店などが展開し日本人街として大きく発展した。
しかし1990年代に入るバブル景気が終焉期となったことに日本人観光客の数は激減。同時にリトルトーキョーの店舗経営者には中国人や韓国人が目立つようになり空き店舗や得体の知れない店舗が目に付くようになる。
日本人日系人の間では「リトルトーキョーは終わった」と囁かれ冬の時代といわれるようにもなった。
近年、日系人の居住者が少なくなり中国人や韓国人の居住者が増加しており、中国人や韓国人がオーナーとして仕切っている日本食店が多い。
また、リトルトーキョーを訪れる日本人観光客も減少している。
だが、それでも本屋があり、そこそこ大きなスーパーが二軒あり、日本でも通用するレベルの日本料理店も複数あるので現地駐在員にとっては貴重な補給基地ではあり続けている。また、休日には日本のアニメや漫画のコスプレをたむろしている外国人も多い。