概要
本名は「つむらや こうきち」。
高校卒業後、陸上自衛隊に入隊。同僚と二人で陸上部を立ち上げ、数々の記録を打ち立てる。
1964年に東京五輪に出場し、男子マラソン銅メダル獲得という偉業を達成。一躍国民的スターとなり、1968年のメキシコ五輪にも出場を目指しトレーニングに励んでいたが、両足のアキレス腱を断裂、更に持病の椎間板ヘルニアが悪化してしまう。
手術後はリハビリをこなしながら再起を目指すも、かつてのような走りはできないというプレッシャーからノイローゼに陥り、五輪を控えた1968年1月9日に自衛隊の宿舎内で自殺、享年27歳だった。
余談
特撮の神様として知られる円谷英二監督とは特に血縁関係は無いが、同じ須賀川市の生まれであり、2021年には英二と共に同市の名誉市民の称号を贈られている。