概要
シソンヌとは、長谷川忍（主にツッコミ担当）とじろう（主にボケ・ネタ作り担当）からなるお笑いコンビである。2006年4月結成。
同期にエド・はるみ、チョコレートプラネット、向井慧（パンサー）などがいる。
コンビ名はバレエの技法から（両足で跳んで片足で着地する動きのこと）。フランス語のコンビ名が他にないという理由から、二人でバレエ用語集を読んで決めた。長谷川は｢アラベスク｣（片方の脚で立ち、もう片方の脚を上げる動き）を提案したが、じろうが「シソンヌ」の項目で視線が動かなくなったことから「シソンヌ」となった。
コントメインで活動しており、ストーリー性の高い世界観を出している。吉本としては異色の芸風であり、おぎやはぎのコントに大きな影響を受けているとのこと。
NSC入学前、じろうはコント劇団にて、長谷川は養成所を経ずに吉本興業に所属してそれぞれ活動していた。ともにNSCでは年長者で、バイク通学をしていたことから仲良くなり、卒業時にコンビを結成した。
NSC入所が27歳で遅かったため、ジャルジャルやオリエンタルラジオなど年下の先輩が複数いる。
キングオブコント2014の優勝者である。ちなみに、ファーストステージの紹介V途中で誤ってCMが流れる放送事故が起こった。
そんな苦労も乗り越えたが、優勝後も仕事が大して増えずブレイクには繋がらなかったことを『有吉の壁』などで自虐している。
また、両者とも俳優活動が著名であり、福田雄一監督作品の常連「福田組」として『今日から俺は!!』をはじめ様々な作品に出演している。
同期のチョコレートプラネットとは大の仲良しで、定期的にジョイントライブを開催している。
吉本の後輩に当たるキューティーブロンズとは、じろうとこさぶろうが高校の同級生で友人ということから、コンビで交流があった。解散後も仲が良い。
メンバー
- じろう（1978年7月14日- ）
青森県弘前市出身。本名:大河原 次郎（おおかわら じろう）。青森県立弘前高等学校、関西外国語大学短期大学部卒業。
兄と姉がそれぞれ一人いる。実母が2013年に亡くなっており、父は別の女性と再婚しているが、継母との関係は良好であるとのこと。母方の実家は弘前市にある「一力」という蕎麦屋である。
甲高い声が特徴。名前繋がりか『ラーメン二郎』をネタにすることがあり、二郎の独特の接客スタイルを完コピしている。
女装して女性（特に上品な中高年女性）を演じることも多い。特に女性タレントを誇張したモノマネを度々披露しているが、やられている本人（フワちゃんなど）からはクレームが出ている。また、志村けんのモノマネもレパートリーにあるが、『有吉の壁』くらいでしか披露されない。
私服では基本的にセントジェームスというブランドのボーダーシャツを着ている。
上述のようにキューティーブロンズのこさぶろう（野崎小三郎）とは高校の同級生で友人である。ラジオパーソナリティのいちのへ友里も高校の同期で、1年生のときに告白して振られたことがあるとのこと。このほか、小説家の高田公太も同級生である。人間椅子の和嶋・鈴木は高校の先輩にあたり、和嶋と対談したことがある。
2023年、地元紙で連載しているコラムにて結婚を発表。
- 長谷川忍（はせがわ しのぶ、1978年8月6日 - ）
静岡県浜松市出身。実家は「網代寿し」という寿司屋であった（詳しい時期は不明だが、2023年時点ですでに閉店している模様）。10歳下の弟がいる。
ダウンタウンの「NSCに入る奴はダサい」という発言を真に受けて、芸人になった当初は養成所に通わずに直接吉本興業に所属していた。その後、当時のアルバイト先であったショーパブの同僚でもある相方が、舞台の直前に失踪したため一度退所。新しく相方を探す目的でNSCに入った。
痩せ型のじろうに対しガッシリした体型である。じろうの父から「体格が大きく、演技力があり、人柄も良い」と評価されていた。
アメリカントイやアメコミが好きで、その関係で海外のセレブ情報や芸能ゴシップにも詳しい。他にもファッション、スニーカー収集などが趣味である。
2017年に結婚を発表、2022年に第一子誕生を発表した。
関連タグ
こうへいくんとゴンちゃん...『有吉の壁』でのネタのひとつ。
新庄剛志...長谷川のバイト先の常連として顔馴染みで、新庄が現役時代のファンサービスでスパイダーマンのマスクを被ったのは長谷川の案であることを明かしている。
チョコンヌ...チョコレートプラネットと合わせた際に使われるタグ。
白石麻衣･･･「俺のスカート、どこ行った?」で共演して以来親交があり、乃木坂46の冠番組『乃木坂工事中』の企画内では、企画内限定のトリオ「シロンヌ」を結成した。
キングオブコント歴代チャンピオン
かもめんたる←シソンヌ→コロコロチキチキペッパーズ
