概要
1972年12月28日生まれ。本名は、寺嶋 グナシア 忍(てらじま グナシア しのぶ)。旧姓は、寺嶋 忍(てらじま しのぶ)。
2000年に映画『シベリア超特急2』で映画デビューを果たす。2003年に公開された映画『赤目四十八瀧心中未遂』に主演。
2003年に出演した映画『赤目四十八瀧心中未遂』『ヴァイブレータ』『ゲロッパ!』での演技が認められ、第27回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を始め、日本国内外で10以上の映画賞を受賞した。
2010年には、若松孝二監督の映画『キャタピラー』で日本人として35年ぶりにベルリン国際映画祭(世界三大映画祭の1つ)の最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞。他にも、第84回キネマ旬報賞主演女優賞、第65回毎日映画コンクール女優主演賞、第53回ブルーリボン賞主演女優賞、第34回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した。
2013年には映画『ヘルタースケルター』に出演し、第36回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した。
2018年5月29日から6月3日までドイツ・フランクフルトで開催された第18回ニッポン・コネクションにて、主演作『オー・ルーシー!』が観客によって選ばれるニッポン・シネマ部門の最優秀作品賞にあたるニッポンシネマアワードを受賞。あわせて寺島本人がニッポン名誉賞を受賞した。
余談
- 2015年2月23日にWOWOWで生放送された「第87回アカデミー賞授賞式」では、作品賞・監督賞・脚本賞・撮影賞を受賞し放送当時日本では未公開だった『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のラストシーン及び助演女優賞に輝いた『6才のボクが、大人になるまで。』のオチについて堂々とネタバレを話すというハプニングを起こしてしまい、一部の洋画ファンから顰蹙を買う騒動へと発展してしまった。