三波春夫
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みなみはるお
三波春夫とは、国民的演歌歌手である。
元浪曲師であり、浪曲に題材を取った歌謡浪曲を得意とした。特に「元禄名槍譜 俵星玄蕃」に代表される長編歌謡浪曲は、三波にしかできない芸当と評される事が多い。また、1990年代初頭にはラップにも挑戦したことがある。
いつも朗らかな笑顔を絶やすことがなかった。ファンサービス精神旺盛で、「お客様は神様です」というフレーズでも知られる。和服で歌う初めての男性演歌歌手といわれている。
その一方で陸軍の兵士として中国大陸東北部で終戦を迎えたばっかりにソビエト連邦軍の捕虜となってしまい、ハバロフスクで過酷すぎる抑留生活を送らざるを得なくなってしまう。その事がトラウマとなり、晩年はかなりそっち的思考を持ってしまった。
紫綬褒章受章、勲四等旭日小綬章受章、新潟県民栄誉賞受賞。
代表曲は大阪万博のテーマソング「世界の国からこんにちは」。
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