浪曲
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ろうきょく
三味線を伴奏にして独特の節と語りで物語を進める語り芸(話芸)。
日本で明治時代初期から始まった演芸で、「浪花節」(なにわぶし)とも言う。三味線を伴奏にして独特の節と語りで物語を進める語り芸(話芸)。一つ30分ほどである。
浪曲の起源は800年前とも言われ、古くから伝わる浄瑠璃や説経節、祭文語りなどが基礎になって、大道芸として始まった。
声を出して演じる者を「浪曲師」(ろうきょくし)と呼び、三味線伴奏者を「曲師」と呼ぶ。両方をやる人もいてその際、浪曲師や浪曲家と名乗る場合が多い。
落語、講談とともに「日本三大話芸」の一つとされ、最盛期の昭和初期には日本全国に約3000人の浪曲師がいたが、1970年代に急速に衰えた。
平成に入った頃には既にもはや存亡の危機となっている。
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メリークリスマス! 日本中がにわかキリスト信者になるこのシーズン、1ページでも聖書に触れたくなるじゃァありませんか。 てなわけで、「スシ食いねえ」で知られる浪曲「森の石松 三十石船道中」は二代目広沢虎造バージョンを下敷きにして、聖書に登場するお弟子さんたちを紹介しましょう。 【浪曲の例(大筋は一緒)】 http://youtu.be/GdR46-Dgzgw?t=8m55s 【あらすじ】 時は西暦59年、イエス・キリストの教えを広めるため旅に出たパウロっつぁんは、伝統的なユダヤ教徒たちの反感を買い、聖地エルサレムで捕縛されてしまいました。 ローマ市民権を持っていたおかげでその場は切り抜けたものの、成り行きでローマ皇帝に無実を上訴することになり、船でローマに護送されることになったわけですが……。はてさてこの先、どうなりますことやら。6,216文字pixiv小説作品