伝統芸能

でんとうげいのう

古くからあった芸術と技能の汎称。

概要

伝統芸能とは、古くからあった芸術と技能の汎称。
特定の行事を催す際に付随して行動化されたものや、特定の形式にのっとって系統化され、伝承（もしくは廃絶）された、有形無形のものを言う。
日本では、概ね西洋文化が流入する以前から日本にあったものを言うが、大陸（中国など）から伝わり日本独自の形となったものも多い。
詩歌・音楽・舞踊・絵画・工芸・芸道などがあり、起源は特定階級から大衆文化までさまざま。

分類（一部）

歌

和歌： 長歌、短歌
俳諧： 俳句

舞

日本舞踊： 神楽、田楽、雅楽、白拍子、盆踊り

演劇

能楽（猿楽、能、狂言）
歌舞伎
浄瑠璃、人形浄瑠璃

演芸

講談（講釈）
落語
浪花節（浪曲）
奇術
紙切り
写し絵
萬歳（漫才の前身）

音曲

唄： 地歌、長唄、小唄、都々逸、詩吟、民謡
邦楽（純邦楽）：箏曲、尺八楽、胡弓楽、琵琶曲
三曲（箏曲、地歌、尺八楽もしくは胡弓楽の総称）

工芸

彫金
漆器
陶芸
織物

芸道

武芸：武道（古武道）
書道
茶道
華道
香道

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