白拍子
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しらびょうし
平安時代末期から鎌倉時代に広まった歌舞、及びその舞い手。
主に男装の遊女や子供が今様や朗詠を歌いながら舞ったものを指すが、男性の白拍子もいた。
素拍子とも書き、この場合は無伴奏の即興の舞を指す。
男装というのは、白い直垂・水干に立烏帽子、白鞘巻の刀をさす装束のことで (後に水干のみ)、その姿で当時流行の歌や舞を披露した。
古く遡ると巫女による巫女舞が原点にあったとも言われている。神事において古くから男女の巫が舞を舞う事によって神を憑依させた際に、場合によっては一時的な異性への「変身」作用があると信じられていた。
多くは集団で各地を遍歴し、舞踊をはじめとした技芸を披露して回っていた。また巫女舞を原点とし、神事に通じる側面もあったことから、占いや口寄せなどの霊的な技能を披露する白拍子もいたという。
佐為はれっきとした男性貴族であるが、髪を結わないため白拍子のように見えてしまう。
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オフ本「一期は夢よ ただ狂へ」用に書き下ろした作品です。 オリジナルキャラの白拍子・八雲さんと、腕塚直後の犬王と友一の話。 芸術とは、舞とは、表現すること、美とは、というものに対する自分の一つの答えのようなつもりで作った話です。 作中で「梁塵秘抄」からガンガン引用しています。だんだん心情が変化していくように配してみました。 ちなみに、この話はシリーズとなっており、総集編を発行しております。 https://bayarena.booth.pm/items/4834645 今回のシリーズをまとめるに当たって、オフの同人誌では書き下ろしを入れようと思ってまして、それぞれ他のキャラの話はだいたい犬王サイドか友有サイドに振られるんですけども、書き下ろしの話は犬王と友一が二人で出会う人がいいかなと考えておりました。 そんな時、つらつらと犬王の舞台演目三種のことを考えていて、腕塚は、これまでやりたかった自分の好きな表現をとにかく出してみた。思いっきり動いて歌っての「自分」が主体。 鯨は舞そのものよりも、役者、観客、台本のいわゆる演劇三位一体論に近く、観客のコーレスを煽り、「観客ありき、見られること前提」の舞台です。 そして竜中将は(後の天女舞を意識したとのことではありますが)冒頭の身体表現の粋の部分は、まさに自分と向き合ったもので、ここで芸術に昇華されてるんですよね。作劇上のバランスと言ってしまえばそれまでですが、犬王自身の舞台に関する意識の変化にも非常に興味があって、「なぜそういう変遷を取ったのだろう?」ということをずっと考えていたわけです。 それで、「もしかしたら舞の表現は、自分主体だけではないと知るきっかけがあったのかも?」ということで、白拍子を出してみたのでした。 白拍子の八雲さんの踊りは(ドラマにおける静御前の舞とかも見てみたんですが、イマイチ白拍子の舞はよくわからんかった)いわゆるモダンバレエ的なものを想定しています。コンテンポラリーまでは行かないけど、だいたい身体を突き詰めようとして、美を表現しようとしたらああいう感じかなあ? と。 まだ室町初期には白拍子は残っていて、彼女の年齢なら鎌倉末期にちょうど活躍したのかもです。南北朝の頃(さらにはその前の両統迭立時代まで)なので、どちらの朝廷にも帝や皇子たちがいっぱいいましたからね……。ちょっと理屈っぽくなってしまいましたが、非常に楽しかったです。 あと、八雲が生んだ子は「無脳症」という病気ですが昔は無頭児と呼ばれてまして、ブラックジャックを意識しながら書いております。15,334文字pixiv小説作品- 転生JD白拍子は西の高校生探偵に恋舞を捧ぐ
転生JD白拍子は西の高校生探偵に恋舞を捧ぐ【迷宮の十字路】前編
名探偵コナンの転生夢小説で、平次落ちの転生女子大生の話です。 ※平次✕和葉(平和)じゃないと嫌だ、コナンの夢小説苦手などという方はプラウザバックしてください。苦情や批判等は受け付けません。 平次夢が少なすぎる、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を見て白拍子オリキャラ女主を書きたくなったという2つの理由から作ってみました。 ホントに平次夢少なすぎませんか? 『鎌倉殿の13人』第20話はガチで神回中の神回です!!!!!!!!!!!!静御前は女の覚悟あり美しく、義経は無邪気で戦術の天才で判官贔屓に傾きました。8,936文字pixiv小説作品