もしかして:漫画『NARUTO』に登場する忍術のひとつ → 口寄せの術
概要
「口寄せ」は、シャーマン(祈祷師)などが霊魂を招き寄せて自分に憑依させ、自我喪失の形で霊の代わりにその意志などを発することができるとされる呪儀、あるいはそれを行う人のことである。
巫者や巫女、イタコ、笹ハタキ、座下し、梓巫女、信濃巫、ユタなど、地域によって様々に呼ばれている。
神楽や湯立てに奉仕するうちに神がかりによって神託を述べる神社巫女と、民間で神仏の憑霊あるいは仏の憑依を受けて宣告する口寄せ巫女がいたが、神道教説の体系化に伴い、神社祭祀から巫祝的要素を排除する傾向が高まり神社巫女は消滅していったといわれている。