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概要編集

落語などのを披露する劇場のことである。また一連の芸を見せる催しのこともいう。

狭義の寄席は定席(じょうせき)と呼ばれ、落語家にとっては客を相手にする練習の場ともなっている。


主な寄席編集

定席(狭義の寄席)編集

東京編集

鈴本演芸場(東京・上野)

浅草演芸ホール(東京・浅草六区)

新宿末廣亭(東京・新宿)

池袋演芸場(東京・池袋)

※うち上野鈴本は落語協会のみ、浅草・新宿末廣亭・池袋は落語協会・落語芸術協会の定席で、「余一会」(奇数月・8月の31日に行われる特別興行)などを除き、原則として他の団体所属は上がれない。

横浜編集

横浜にぎわい座(横浜・野毛) - 横浜市営。初代館長は玉置宏、二代目館長は桂歌丸

名古屋編集

大須演芸場

関西編集

天満天神繁昌亭(大阪・大阪天満宮) - 上方落語協会運営。

動楽亭(大阪・西成区) - 2代目桂ざこばが開設。運営は米朝事務所。

神戸新開地・喜楽館(神戸・新開地) - 2018年7月11日開業。運営は、新開地まちづくりNPO。

その他編集

国立演芸場(東京・千代田区隼町) - 国営なので主要団体所属の全ての落語家が利用可能。

お江戸上野広小路亭(東京・上野)- 不動産会社の永谷商事が鈴本演芸場と決別した落語芸術協会のために建設した寄席。鈴本とは逆に落語協会は利用できない。

お江戸日本橋亭(東京・日本橋) - 永谷商事経営。団体は問わない。

お江戸両国亭(東京・両国) - 永谷商事経営。若竹閉鎖後の円楽一門会の活動拠点。

浅草フランス座演芸場東洋館 - 浅草演芸ホールと同じ建物。主に漫才協会、東京演芸協会、ボーイズバラエティ協会の色物3団体中心だが稀に落語もある。

浅草木馬亭(東京・浅草奥山) - 浪曲定席。2011年に本牧亭が閉館してからは講談も開催される。落語は滅多にない。

黒門亭(東京・上野)- 2003年より落語協会事務所の2Fで週末に開催。

池之端しのぶ亭(東京・池之端) - 三遊亭好楽が自宅を改装して開設。

神田連雀亭(東京・神田須田町) - 古今亭志ん輔がプロデュースした二つ目専用の寄席。団体は問わずフリーの三遊亭はらしょうも利用している。

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