概要
1938年3月30日生、東京都出身。
9歳の頃に歌手を志し、12歳で童謡歌手「戸倉千代子」としてデビュー。ただしこの時の名義はレコード会社の凡ミスから来てしまった誤植だったりする。
1955年、16歳で「島倉千代子」名義で再度デビュー。
その後多数のヒット曲を飛ばす。
私生活では結婚に失敗したり、何度か騙されて億単位の多額の借金を負ったりと波瀾万丈の人生であったが、それにも負けず第一線で活躍し続け紅白歌合戦30回連続出場を成し遂げる。
30回連続の時点で一旦辞退したものの視聴者からの支持で再び出場し、通算35回の出場となった。
1987年に発売した代表曲「人生いろいろ」は上記のような彼女の人生もあり特に彼女の思い入れも強く、山田邦子やコロッケの物まねでも知られた。
自身の物まねにも好意的に接し、コロッケとも共演したりメールのやり取りなどもしていた。
2013年11月8日に肝臓ガンで逝去。享年75歳。
歌への情熱は最期まで熱く、病気療養中の身ながら南こうせつ作曲により新曲の準備を進めており、死の3日前に自宅で南の立ち会いのもと最期のレコーディングを行っていた。
主なヒット曲
- この世の花(デビュー曲)
- 東京だョおっ母さん
- 武蔵野エレジー
- からたち日記
- 愛のさざなみ
- サーシャわが愛(「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」挿入歌)
- 夢飾り
- 人生いろいろ
関連タグ
コロッケ(タレント):島倉の物まねが定番ネタの1つであった。
美空ひばり:ほぼ同い年の、お互いを認めたライバル。ひばりの晩年になってようやく親友になれたが、そのきっかけはひばりが島倉のパーティーに“乱入”したことだった。