解説
一度結婚したが、離婚して独身となった状態。事実婚ではない法的に婚姻関係となった(=入籍した)夫婦が別れた後の状態である。
基本的には双方存命のうちに正式な手続きを踏んで離縁したものを指すが、死別による離別も含めることがある。
籍を抜いた際に戸籍原本に記入される大きなバツが元ネタだが、現在は戸籍の電子化の関係で×マークはつかなくなっている。
明石家さんまの離婚後の会見での台詞から一般名詞化したとされる。
離婚回数が増えるたび、バツ2、バツ3…というようにバツのあとの数字も増えていく。
バツイチ設定のあるキャラクター
- ギュスターヴ(イクシオンサーガDT)
- 早川美宇羅(ケメコデラックス!)
- 河田梨香(ふたりエッチ)
- 木下誠一(SHIROBAKO)
- 草薙勲(変人のサラダボウル)
- ヴィム・ジェターク(機動戦士ガンダム水星の魔女)
- 小泉鈍一郎(秘密結社鷹の爪)
- 近藤正己(恋は雨上がりのように)
- 高須泰子(とらドラ!)
- 瀬名蘭華(ましろ色シンフォニー)
- 伊理戸由仁(継母の連れ子が元カノだった)
- 夜ノ森茜(未確認で進行形)
- プレシア・テスタロッサ(魔法少女リリカルなのは)
- 蒼乃レミ(フレッシュプリキュア)
- 輝木ちとせ(HUGっと!プリキュア)
- 伊藤萌子(Overflow諸作品)※ただし、元夫の性格・素行上、正式に入籍していたのかは不明。
- 竜宮レナの父親(ひぐらしのなく頃に)
- 島耕作(課長島耕作)
- 茂野英毅(MAJOR)※後に星野桃子と再婚。
- 石田ヤマトと高石タケルの両親(デジモンアドベンチャーシリーズ)
- マカロン(甘城ブリリアントパーク)
- 南風原知夢(白い砂のアクアトープ)
- 馬場静江と早川雪音(夜のクラゲは泳げない)
- 青野の母(青のオーケストラ)
- 浦飯温子(幽遊白書)
- 緑川美晴(たとえば母が)
- 成瀬泉(心が叫びたがってるんだ。)
- 空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)※第6部
- 倉田実紗子(こどものおもちゃ)
- 妹尾幸治と岡村あつこ(おジャ魔女どれみシリーズ)※後に復縁。
- ヴァレンティン・ギリカナンとイリーナ・ギリカナン(イナズマイレブンオリオンの刻印)
- 西原理恵子と鴨志田穣(原作及び映画版毎日かあさん)※復縁(事実婚)した後に死別。なお、名前はそれぞれのメディアで表記が異なるため、モデルとなった現実の人物を記載
- 小石川仁と松浦留美(旧姓が小石川)と松浦要士と小石川千弥子(旧姓が松浦)(ママレード・ボーイ)※離婚して再婚。
- 夜蛾正道(呪術廻戦)
- ロイド・フォージャー(SPY×FAMILY)※スパイとして潜入するための偽の経歴。
- アッシュ・スタール(メタリックルージュ)
- ダクネス(この素晴らしい世界に祝福を!)※バツネスを参照
余談
度々読者・視聴者から勘違いされるが、『名探偵コナン』の毛利小五郎と妃英理はあくまで別居状態で離婚はしていない(「妃」は旧姓であり、戸籍上の本名は「毛利英理」であることが作中で明示されている)。
ロックバンド「離婚伝説」のファンは「バツイチ」という公式ファンネームがついている。
タレントの松村邦洋は『進め!電波少年』の「バツイチになりたい!」という企画(※当時バツイチ男性がモテるという風潮が一部にあり、モテたい松村の願いを叶えるため行われた)で、視聴者の一般女性と入籍しすぐに離婚している。しかしその後も長らく独身のため、バツイチでもモテなかったとネタにしている。