概要
声:沢海陽子
舞台版キャスト:角島美緒
実写版キャスト:伊藤歩
初登場時は28歳(劇中で29歳の誕生日を迎え、原作最終回時点では33歳)で、幽助を15歳のときに産んだ。
彼女の場合は昨今の漫画やアニメにありがちな「実年齢に反して見た目が異常に若くて可愛い母親キャラ」というわけでもなく本当に若い。後述の人脈なども考えると少年ジャンプの漫画としては割と生々しい設定である。
ズボラで口も悪く破天荒な性格だが、息子を大切に思い、確かな愛情を持ち合わせており、1話で幽助が死んだ際には大泣きしていた。
しょっちゅう酔っ払っている鯨飲の酒好きで、職業は不明。
裏社会とも繋がりがあり、金バッジから金を巻き上げたり(幽助も見たことがある)、アパートを放火された際は金バッジからマンションを巻き上げ、復活した幽助の復学のために黒塗りの車に乗った人たちを連れて校長に頼んだりした(本人は「泣いて頼んだら承諾してくれた」と言っていたが、幽助の見立てでは「泣いたのは校長のほう」)。
尚、裏社会との繋がり及びそれに関連した行為はアニメ版ではカットされている。
彼女自身は普通の人間ではあるが、D級妖怪程度なら(静流と共に)フルボッコにできるぐらい腕っ節も強い。
また、霊気や妖気、妖怪が見えていると思わしき描写がある為、彼女自身も霊能力者としての素質を持っている可能性は高い。
劇中では強い霊能力者(または妖怪)と共にいると素質のある人間は霊能力に開花する可能性が高いとの事なので、息子の幽助が霊能力者として成長するに連れ、母親である彼女の中にも眠っていた才能が無意識のうちに覚醒していたのかもしれない。
暗黒武術会の応援を始め要所要所で登場しているが、アニメ版では武術会の応援には加わらず、武術会序盤以降を最後に登場していない。このため、アニメ版では総じて出番が少ない。OVA「のるかそるか」で久しぶりに登場している。
なお、雷禅の血を引いているかどうかは不明。(ただし、雷禅と結ばれた食脱医師の女は温子によく似ており、温子が彼女の子孫である可能性は高い。)
息子に顔がそっくりでなおさら若さが生々しい。
なお、作者の脳内にあったオチの一つ「劇中劇設定」では、血縁関係のない顔の似た俳優同士が浦飯母子を演じている、という設定らしい(当然、劇中劇というオチは編集部にボツにされた)。