概要
cv:土井美加
700年前の時代の人間で浦飯幽助の44代前の先祖でもあり、妖怪としての遺伝子上の母親でもある。
容姿は幽助の母・温子にどことなく似ており、母方の先祖の可能性もある。
現在は故人で、雷禅の回想と会話のみで登場する。
表示名の通り、職業は食脱医師(くだくすし)という病原菌などを自らに取り込んでその身体で免疫抗体を作り患者に提供する一種の医者に当たる(ちなみに原作では病死した人間の腐肉を取り込んで己の血肉を薬とする呪術師と書かれていたが、アニメでは毒を取り込む現在でいう医者の類とソフトな言い方になっている。)
代々の食脱医師の家系ではなく、戦乱で傷付いた人々を助けるために自ら志願して毒を取り込んでいた誇り高い人間。
密教屈指の術者で、雷禅が人間界に赴いた際に遭遇するも、食人鬼の彼を全く恐れないばかりか毅然とした態度で圧倒したことから雷禅に惚れられる。
彼曰く一晩かけて拝み倒し、彼女と一夜を共にし、雷禅との子(幽助の祖先)を儲けるも出産してすぐに亡くなったらしい。
ちなみに雷禅は彼女との出会いをきっかけに、彼女と再会を果たすまで人を食べないことを決め、彼女が死んだことを知っても、彼女の魂との再会を信じて人間を食べることを絶った。
人間が主な栄養源である食人鬼の雷禅は七百年余りの間、人を食べず栄養失調で亡くなったが、彼女が遺した子供と出会うことが出来た。
アニメでは前後で、視聴者に示唆させる演出として雷禅との性描写が描かれた。