概要
CV:飯塚昭三
幽遊白書に登場するキャラクターで、雷禅の昔の喧嘩仲間。メイン画像の右側の人物。
温厚な中年男性だが、準々決勝で軀を、決勝で同じ喧嘩仲間の才蔵を破り、魔界統一トーナメント優勝者となる。
彼を始めとする雷禅の旧友達は、全盛期の雷禅には遠く及ばないものの、魔界三大妖怪に数えられる黄泉と同等、もしくはそれ以上の実力を秘めている。
雷禅とは喧嘩別れしたが、いつしか血の気も薄れて魔界の勢力争いには参加せず、野心も持たず人知れず生活していたためにその名は知られていなかった。
魔界統一トーナメントへの参加も、魔界の覇権争いに加わるためではなく、雷禅への弔いを契機にお祭り騒ぎとしてトーナメントを楽しみたいというもので、発案者である浦飯幽助の開催目的にこれ以上無いほど沿ったものであった。
狐光という妻がおり、彼女は元々雷禅に惚れていたが失恋し、自棄になって結婚したとコメントしているが夫婦仲は良好。
本人曰く、愛と喧嘩は別次元らしく、夫婦そろって魔界統一トーナメントへの参戦を決めた時はお互いに容赦しないと楽しそうに語り合っている。
魔界統一トーナメント優勝後、魔界の王となった彼の最初の政策は「人間界に迷惑をかけないこと」。
霊界と紳士協定を結び、最終的には魔界と人間界、霊界の和睦を目標にしている様子。
彼が王となってからは妖怪は人間界での悪事をぴたりとやめており、積極的に人間界で暮らしている妖怪もいる。
実は腰痛持ちである他、王となった後は魔界、霊界、人間界に顔が利く浦飯幽助に協力を仰ぐことがある。
その他の雷禅の大昔の喧嘩仲間
孤光
雷禅に惚れていた女妖怪。雷禅にアタックし続けたが、雷禅が人間の女に惚れたためフラれて自棄になった所、煙鬼と結婚した。夫からは大事にしてもらっているらしく、本人も夫のために湿布薬を貼ってやるなどしている。トーナメントでは幽助を破った黄泉に勝利するが九浄に敗退。メイン画像の左側の人物。
棗
魔界統一トーナメント一回戦(アニメでは予選)で対戦した酎に一方的に惚れられるが、彼女自身もまんざらでも無いらしく、その後戦いの相手を律儀にやっている。
2回戦で軀と対戦するが、別ブロックから幽助と黄泉の妖気の放出を感じ取り、体力の削り合いをやめて本気の勝負に移った。それまで数時間にわたって戦い続けており力量はほとんど遜色がなかったが、最後は敗れた。アニメでは九浄の双子の妹。
九浄
原作ではほとんど活躍なく、蔵馬と3回戦で対戦して勝利し、準決勝で才蔵に敗退したことが語られるのみ。
アニメでは棗の双子の兄で、本戦1回戦で凍矢と対戦。勝利よりも好勝負をすることを優先し、凍矢の氷に妖気をわざと吸わせて妖力を互角まで落としたが、勝利。
痩傑
魔界統一トーナメント2回戦では1008年ぶりに周と対戦、トレードマークのハンチング帽を「全然似合ってない」とつっこまれていた。
アニメではまず陣と対戦、陣以上の飛翔術を見せて翻弄し勝利。戦いの中で、雷禅に挑みかかっていた頃の自分と同じ感情を陣の中に見つけた。
周
メタル族で、アニメでは銀色に光る体をしている。痩傑いわく「金物臭いチビ」。痩傑との対戦時、別ブロックから幽助と黄泉が放出した妖気を感じ取り、共鳴するかのように妖気を放出した。
才蔵
翼が生えている。本編では台詞無しだが、魔界統一トーナメント準優勝者である。
鉄山
ヘルメットを被っている。本編では台詞無し。トーナメント2回戦で才蔵に敗退。
電鳳
9人のなかで巨体。本編では台詞無し。