概要
cv:菅生隆之
魔界三大妖怪の一人。
浦飯幽助の44代前の先祖であり、妖怪の遺伝子上における彼の実父。
ある人物との出会いをきっかけに、何か約束した訳でもなく「次に会うまで人は食わない」と勝手に決め、食糧である人間を食することを止める。
が、その後結局二度と再会することはなく、自らとの子を産んだ時にそのまま亡くなった事を知り、勝手に決めた再会は二度と果たされる事はなくなった。
その後も、魂と再会することを願い、食人を断ち続けたため徐々に飢餓で衰弱しながら死を待つ身となる。幽助が「どうしようもない人間もいるのだから、このまま死ぬより、そいつ等を喰えばいい(何なら自分が連れて来る)」と薦めた時も拒否した。
全盛期の強さは、現在の黄泉・軀を遥かに凌駕するほどのものだった。
煙鬼を始めとする喧嘩仲間たちは皆、黄泉や軀と同等の実力を持ち、文字通り喧嘩をし合った友人同士だったが、雷禅が食人行為を止めたことを切っ掛けに当時血気盛んだった仲間たちと決別し、これまた同じく、喧嘩仲間たちも雷禅と何事か約束した訳でもないのに、ただなんとなく戦うことをやめていった。
雷禅の部下
東王:雷禅に仕えるA級妖怪。幽助を訪ねて佐藤家に来たとき、頻繁に失礼な態度を取って北神に注意されていた。
西山(アニメでは西帝):雷禅に仕えるA級妖怪。
南海:雷禅に仕えるA級妖怪。佐藤家には唯一訪れなかった。
余談だが、雷禅の部下達はなぜか、皆スキンヘッドかつ同じ服装である(顔に若干の差異がある程度である)。
関連タグ
メルエム:作者の次々作に登場するキャラクター。人間を捕食出来る性質と圧倒的な強さを持った人外が人間の女性と出会い、その強さに惹かれ、生き方に強い影響を受けるという部分が似ている。
Ryzen:zenは禅宗が由来だが、漢字候補を検索すると『雷禅』が第一候補に挙がる。