「もうお仕事ごっこは卒業して!」
CV:石川由依
概要
建設中の水族館「アクアリウム・ティンガーラ」の飼育員。
飼育員の仕事には求職者に反して採用が少ない事もあって強い思い入れを抱いており、飼育員としての知識や腕も確かで、職場から図鑑を借りて勉強する等、その意識は高いが一方でリアリストの側面を併せ持つ。
研修のためがまがま水族館を訪れるが、閉館寸前の水族館で学べることがあるのかと不安げで、水族館への対抗意識を持つ海咲野くくるとは険悪な仲になり、結局3日と持たず離別してしまった。
第2クールでは卒業と共に営業部に配属されたくくるを始め、おじいのコネで入社した元がまがまの社員達を内心見下しており、再会と同時に露骨に愚弄している。
ティンガーラではペンギン飼育のチーフを担当しており、宮沢風花に館内のペンギンの名前と癖を全て把握する様にテストを課した。くくるとの特訓によってテストに合格した風花の事は普段の仕事ぶりから島袋薫に対しても「アレはそこそこ使えるわ」と語る等、がまがま出身者の中では一ヶ月しかいなかった事も有ってそれ程マイナスの感情を抱いておらず、割と評価している。
第16話で、仕事をしながらシングルマザーとして、幼い息子の雫(CV:塙真奈美)を育てていることが明かされる。仕事と育児の両立が困難になって以前働いていた水族館を解雇され、離婚して実家のある沖縄に戻った過去があるために、「アクアリウム・ティンガーラ」のスタッフにも、子どもがいることを明かさずにいた。
関連項目
島袋薫:自身の愚痴を聞いてくれる程に仲の良い同僚。
海咲野くくる:犬猿の仲。上記の台詞にある「お仕事ごっこ」の言葉は自身のプロ意識の高さと、くくるへの侮蔑が凝縮されている。
宮沢風花:同じくペンギンの飼育チームに配属されたがまがま出身者だが、自身の課したテストに合格した事も相まって余り悪い感情は持っていない。