CV:日野聡
概要
沖縄の水族館「アクアリウム・ティンガーラ」の副館長で、営業部に所属している。
世界一の水族館を目指しており、水族館の命運は営業部が握っているという信念の持ち主。
新たに営業部に配属された海咲野くくるに対しても厳しく指導するが、彼女を「プランクトン」呼ばわりするなど、その姿勢はもはやパワハラと言ってもよいものである。
業務に対しても、集客=水族館の利益を第一に考えるあまり、高卒新人で営業職は初体験のくくるに本来自分たち管理職同士が行わなければならない部門間調整も含めたバックヤードツアーの準備を全部丸投げするなど、現場への配慮がまるで欠如しており、その言動は「成果主義に偏重したブラック上司」そのものである。
そんなこともあり、白い砂のアクアトープ後半クールの評価が否寄りに傾いているのはだいたいこの人(と南風原知夢)のせいと評されている。
飼育部長の雅藍洞凡人とはあまり仲が良くないが、それを見た真栄田朱里は、「見てると面白くって。職場のいざこざって楽しくないですか」と話していた。
それでも話の後半になると、水族館で結婚式を行う企画を通すために苦労しているくくるをねぎらう姿勢も示しており、最終回ではネクトンと呼び方を改めている。
第23話で、元は銀行員として経営破綻した水族館を担当しており、飼育されていた生き物の末路を見た経験から自責の念を感じ、同じ想いを味わわない為にティンガーラへと転職したことが館長の星野晃から明かされる。また、朱里の提案したコスプレイベントで海賊の姿になったり、最終回で魚の帽子を被る等、強面な印象に反してノリ自体は意外と悪くない模様。