「行きたくはない。行きたくはないが仕方がない。ギリギリまで抵抗してみるから邪魔はしないでくれ。では行ってくりゅ!!」
曖昧さ回避
- 『この素晴らしい世界に祝福を!』の登場人物。
- ファイナルファンタジーシリーズに登場する魔法。
両方とも由来は、暗闇を意味する『ダークネス』だと思われる。当記事は、1の人物について説明する。
概要
金髪碧眼の整った顔立ちの美女。それでいてHカップの爆乳を持つダイナマイトバディの持ち主。(画集『cheers!』において、イラストレーターの三嶋くろねが言及している)。年齢は18歳(Web版では22歳の設定)。
カズマ達が出した求人広告を見て(それに加えてとある性癖のせいで)カズマパーティへの加入を決意した。
身分
実は名門貴族ダスティネス家の出身で、フルネームは“ダスティネス・フォード・ララティーナ”。
実家からお見合いの話が出るまでは、貴族らしい振る舞いなど見られなかったため、カズマ達はその事実を全く知らなかった(せいぜい「妙に世間知らずだな」と思う位)。
見合いが終わってから、“ララティーナ”という可愛らしい名前をカズマや他の冒険者達にいじられる様になった。
王都で行われたパーティーでは公爵令嬢らしい振る舞いを見せ、貴族社会では模範的な令嬢で通っている。
ダスティネス家は代々王族の懐刀を務める『盾』の一族なので、カズマ達がアイリス王女に悪影響を与えない様にあれこれ画策するが、徒労に終わっている。
ちなみに一族揃って敬虔なエリス教徒。
人物
誕生日は4月6日。
世間知らずだが、騎士及び貴族としての誇りや責任感(いわゆる『ノブレス・オブリージュ』)は、しっかりと持っている。
最初は、責任感と自己犠牲心の強さから1人でトラブルを背負う事も多かったが、徐々にカズマ達を信頼して行動する様になる。
やや生真面目で堅物な面もあったがカズマとの出会いで、仲間や街の住民など本当に大切なものを守るために、権力や財力など貴族の特権を使う事を覚える。
だが実際はドMそのものであり、自分がオークや魔王軍の幹部、もしくはクズな男に文字通り性の奴隷の様に、その豊満な身体を滅茶苦茶にされたいぐらいの痴女。カズマに罵られるなり断られるなりしていちいち感じる、骨の髄までの変態だったりする。
ちなみにカズマ達のパーティーに加わろうと決めた切っ掛けが、アクアとめぐみんがジャイアントトードに呑まれて粘液まみれになったのに興奮したからとの由。
※ちなみに、アニメなどでジャイアントトードに呑まれるシーンがあるが、本来ジャイアントトードは金属を嫌うので、原作では鎧を着たダクネスには歯牙もかけていない。
アクシズ教の総本山があるアルカンレティアにやって来た際には、上述の通りエリス教徒である事を理由に、唾を吐き掛けられたり石を投げられたりレストランで犬のエサとばかりに骨を出されたりしたが、彼女自身はむしろ悦んでいた。
「カズマ………この町は女子どもに至るまで色々とレベル高いな……………」
しかし、少なくとも常識人な一面もある上に、貴族として公共の場に出た時は性癖を押し殺そうとしているため、カズマ以外彼女の素性を見抜くものは殆どいないらしい。
一方で、本気で怒るとめぐみんと同じ位に手がつけられない面も持ち、その都度「ぶっ殺してやるっ!」と貴族令嬢らしからぬ過激な暴言を叫んでいる。
腹筋が割れているのが密かな悩み。また大人びた見た目と筋肉質かつ色気満点の体が原因で、少女趣味を表に出せないでいる。
更に、「重い」と言われる事や脳筋扱いを気にしたりするなど、意外と乙女な部分もある。
そのため、それら辺りの事で指摘したり弄ったりすることは、本人曰く「私が望んだ辱めとは違う」ので、落ち込んだり、激怒したりする。
同時に、自分だけならまだしも、信仰しているエリスや、仕えているアイリス達王族、そして仲間の事を貶めたり見下すような言動をされると怒りを露わにする。
悪徳領主アルダープの失踪後、領主となった父親が病床に伏せていたため一時期に領主代行となるが、パーティや街の冒険者達の尻拭いなど以前より苦労する事が多くなる。
また、貴族身分であることがカズマたちにバレた辺りからカズマたちのやらかしの尻拭いをすることが多くなり、それに反比例する形でドM、痴女成分が徐々に減り、急速に常識人化が進んで行く。責任とはこうも人を変えるのである。
……それでもたまに悪癖が出るには出るが。
また、生真面目で正義感が強いため、クリスが義賊活動していることを知るとその度に説教している。「銀髪盗賊団」として活動していたカズマとクリスにも一目で正体に気付き、後にカズマが宿泊している宿に単身突撃して説教していた。
「よりみち3」では不正を働いた疑惑のある貴族の下へ調査に赴き、毅然とした態度で断罪したため、「相談してくれれば自分でなんとかする」という発言が口だけではない事を証明してみせた(カズマとクリスもダクネスの仕事ぶりに感心していた。もっとも、この時はある理由で私欲も含まれていたため、かなり強引な捜査をおこなっていたため半分呆れられていたが)。
神器回収という事情があることを理解しつつも、その後も義賊活動をおこなって騒ぎを起こす2人に目くじらを立てるが、原作12巻ではやむを得ない事情があったため、銀髪盗賊団の活動に渋々協力することになった。
一方で、医療用スライムを服を溶かす特殊スライムと誤解して無理やり買い取ったり、悪質業者に対して街中で剣を振り回して襲撃する(警察は彼女の身分と著しい命中率の低さ、業者の悪辣さから見て見ぬふり)など、彼女自身もそれなりに騒ぎを起こしている。
しかし原作12巻では、冒険者達から徴収した税金を冒険の最中に不具合になった者の老後の手当てや治療に充てたり、国の将来を見据えて実家の費用で子供達に勉強を教えたりしている。
物心つく前に母親が他界したためか、少々ファザコン気味。
能力
職業は上級職の『クルセイダー(聖騎士)』で、父方の頑強な体と母方の強い魔法抵抗力を合わせ持ち、大悪魔バニルの殺人光線や人類最強の攻撃手段であるめぐみんの爆裂魔法でも、耐えられる程の防御力の持ち主。一例としてアニメ三期のOPでしれっとレッドドラゴンの一撃を防ぐ頑丈さを見せる。
ただし、両手剣の攻撃をちっとも当てられない程の不器用なので、戦力にならない事が多い。
そのため、防御力の通じる相手では無い機動要塞デストロイヤー戦や、直前のドラゴンゾンビの襲来により鎧が壊れてしまったウォルバク戦では全く見せ場が無く、どちらも終盤でカズマからその事に関していじられる羽目になった。むしろ剣より拳の方が活躍でき、アイアンクローが得意。
スキルポイントの全てを、防御系スキルや囮(デコイ)スキルに割り振っており、攻撃系スキルを習得する気はない模様。
これは彼女の聖騎士としてのプライドだけでなく、上述の性癖が関係している。
そのため積極的に前線に出て、敵の攻撃を受けるタンク役を務めようとする勇敢な所があるが、本心はそれだけではない。
かつてパーティーを組んでいた冒険者からも、「アンタはなんで自分からモンスターに突っ込んでいくんだ」と悲鳴を上げられている。
ただ、攻撃力が皆無なのと引き換えに、敵の進行を抑える能力に関してはピカイチであり、諸事情でカズマが別パーティの前衛と組んだ時、敵を抑えきれず有効打を与えられなかったため、カズマ達の戦闘における土台となっているのは確かである。
ちなみに、カズマの仲間になる前はどうやってレベルを上げていたかというと、クリスがモンスターを拘束して動けなくなった所を仕留めていたとのこと。
技
- デコイ
敵のヘイトを一手に引き付ける囮スキル。
- 私を壁に使ってくれ
『この素晴らしい世界に祝福を! ファンタスティックデイズ(このファン)』で使用する技。敵の攻撃を高確率で引きつけ&自分の物理防御と魔法防御を大アップ(スキルLv.1)、敵の攻撃を高確率で引きつけ&自分への全属性ダメージを中カット&味方全員の物理攻撃と魔法攻撃を大アップ(スキルLv.最大)。
- これが仮面の力だ!
同じく『このファン』で使用する技。敵1体に485%の無属性物理ダメージ&自分の物理攻撃特大アップ&敏捷大アップ&攻撃が命中するようになる。
人間関係
- カズマ
出会った頃から自分の好みに相応しいと好意を抱いていたが、冒険を続けるごとに自分の好みからかけ離れていくカズマを見て、次第にカズマそのものが自分の好みとなっていく。
しかし、現在のパーティの形を変えたくないという理由で、途中まで態度は曖昧なままだった。
羞恥心の基準が不明確、自堕落なカズマに文句が多いなどが理由で、カズマには面倒臭い女と思われる事が多い→カズダク。
- アクア
自堕落なアクアに対しては説教する事が多く、女神エリスの事を貶す事が多いアクアを何度も窘めている。
全く悪意のないアクアの空気の読めない言動に、何度も恥ずかしい思いをしている。
無邪気なアクアに対して全く女らしさを感じていないため、料理や裁縫など女子力で負けている事に、大きなショックを受けていた。
- めぐみん
ともに真面目で冒険好きなので、普段から意見が一致する事が多く仲は良い。
見た目が子供なので酒を飲ませない、大好きなカズマに甘すぎるのを説教するなど、母親の様に振る舞う事が多い。
一方でめぐみんにイジられる事が多く、特にカズマと何かあった様な雰囲気になると何も言い返せなくなり、面倒見の良いめぐみんの方が年上に見える事もある。
一緒に冒険する仲間を探していた頃に知り合い(詳細については、短編集『よりみち2回目!』に掲載されている書き下ろし小説にて書かれた)、カズマ達と出会うまで何度もパーティーを組んで冒険をしていた親友。互いに詳しく説明しなくても察して行動するくらいには心が通じ合っている。
普段どこで暮らしているのか分からない上に、クエストの報酬の殆どをエリス教団に寄付してしまっている事を心配している。
一方でクリスも、カズマの仲間になって以前よりマゾを隠さなくなったダクネスに頭を抱えている。また、義賊活動がバレて制裁されることを恐れているが、逆にダクネスがやらかした場合はカズマと共にダクネスを弄りまくる。
なお、ダクネスはクリスの正体を知らないが、ある人物と対面した際に既視感を感じて問い詰めていた。
魔王軍幹部の1人。クルセイダーとして交戦するも彼女の攻撃は全く当たらず、めぐみんを狙った解呪不可能の死の呪いである『死の宣告』をワザワザ身に受けてしまう。そして「素直に俺の言うことを聞いておけば良かったのだ」と誇らしげになるベルディアに向かって「呪いを解いて欲しければ俺の城へ来いと言うことなのか!?・・・見るがいい!!あの兜の下に隠したいやらしい目を!!あれは私をこのまま城へと連れ帰り呪いを解いて欲しくば黙って言うことを聞けと凄まじいハードコア変態プレイを要求する変質者の目だ!!」と性癖丸出しなことを口走って彼を困惑させ、アクセル中の(主に女性)冒険者達がベルディアに対しド変態だとドン引きしてしまう破目になった(間違いではないのだが)。
しかし直後に『死の宣告』はアクアによって簡単に解呪されてしまい、彼女にかけられた『死の宣告』を解くために誰も来なかった事にブチ切れたベルティアがわざわざアクセルの街に再び登場。身を挺して犠牲になった騎士の鑑を見殺しにするなどと説教こいてたところに、「騎士の鑑などと」と照れながら姿を現したダグネスを目にして唖然としてしまう事に。
魔王軍幹部の1人でありながら、人に害意を持たない『なんちゃって幹部』でもあるため、友好的な関係を保っている。
バニルとの戦い後、彼の死を詫びるためウィズの経営する魔法道具の店を訪れている。
魔王軍幹部の1人。最初の戦いで肉体を乗っ取られてしまうものの「どうだ小僧!この娘に攻撃出来るものなら一向に構わぬ!遠慮なくやってくれ!!さぁ早く!!これは絶好のシチュエーションだ!!!やかましいわ!!!」と性癖丸出しの言葉を(乗っ取られて激痛が走ってる中で)言い出してバニルと一人漫才状態に。
この時はめぐみんの爆裂魔法を共に浴びる事で彼の呪縛から逃れる事が出来、その寸前にバニルと意気投合、彼の死をウィズに詫びるため彼女の店を訪れるが、そこで復活したバニルと再会。恥ずかしい台詞を言われてバニルにいじられてしまう。
ダクネスは騎士として仕え、幼い頃のアイリスに稽古をしていた事もあるが、勇者の末裔であるアイリスは12歳で既にダクネスよりも遥かに強く、精神的にも成長したアイリスの方が頼もしく見える事もある。
カズマと同じ様にアイリスに対しても過保護な所がある(流石にクレアよりはまともな部類)が、アイリスへの最初の謁見で彼女がカズマの冒険譚をウソ呼ばわりしたことに堪り兼ねて平手打ちを喰らわせた。つかさずクレアが無礼者とダクネスに斬りかかってきて、自らの左腕でこれを防いでいる(その後カズマのスティールの魔法でクレアのパンティを奪い取ったことを目にして、一応信用してもらえた)。
アイリスがカズマのそういうところを気に入っているとはいえ、王族相手に無礼な態度を取り続け、良からぬことを吹き込むカズマ達にいつ自分がその責任を取らされてしまうか気が気でないため、苦労する羽目になった。
自分に横恋慕を抱く悪徳領主の彼の事は蛇蝎の如く嫌っており、結婚させられそうになった時は自棄になっていた。
外部出演
『コラボックス』の力で、カズマ達やウィズと共に旅立ちの島・デパーチアへ飛ばされてしまう。
オスクロルから攻撃を補助する効果を持つ指輪を貰い当初は喜んで装着していたが、しばらくすると物足りなくなったのか、終盤では偶然を装ってわざと着けてこない様にしていた。
キャトラやアイリス、オスクロルに「オークや触手や女騎士を捕らえて拷問する様な悪の魔王はいないのか」と期待を込めた態度で訊き、彼女達を困惑させている。
職業は『バーサーカー』、属性は『光』、タイプは『ディフェンス』。
リーダースキル『特殊な嗜好』は、光属性キャラの与えるダメージがアップ・受けるダメージがダウン(効果値20)。
アクションスキル1『さあ、かかってこい!』は、自身のバリアと付与効果無効状態を解除し、待機状態になる。一定時間経過か回避する事で待機を終了し、敵に防御無視の光属性ダメージを与える。
なお待機中に敵から攻撃を受けるが受けるダメージは1500になり、HPは1未満にならない。更に状態異常・ステータスダウンにならない。
アクションスキル2『当たれ!』は、自身のHPを回復し、敵に光属性の防御無視クリティカルダメージを与える。
スキル1を使用すると、HPシールドの様にダメージが固定化されHPが1未満にならないため、ダクネスのオートスキルとキャラ特性を安全に発動できる。
スキル1はピンチな時の緊急回避にも使えるが、HP回復と自動回復の回復量は高いとは言えず、復帰に時間がかかってしまう点には注意が必要。
被ダメージが必要なため継続火力は低めだが、条件を整えた際に発揮される火力は非常に高いため、早い段階で可能な限り敵からの攻撃を受ける様に意識しておくのが吉。
オーバーロードのアプリゲームのコラボイベント第一弾、『ナザリックに祝福を!』で登場。
モモンガの召喚実験により、異世界のナザリック地下大墳墓へ召喚されてしまう。
得体の知れないアンデッドが支配する場所であっても、ドMの彼女にとっては「どんな酷い事をされるのか」とむしろ期待しかなかった様で、ある意味原作以上に変態ぶりが発揮されている。
例としてナーベラルから心を抉る罵詈雑言を浴びせられても、当然ながらダクネスにとっては御褒美でしかなく、ナーベラルがそんなダクネスを気味悪がって更に毒舌を浴びせても、彼女を悦ばせるだけに終わってしまうという悪循環が起こった。
それ以外にもソリュシャンが自身の加虐趣味を満たさんとドMのダクネスに目を付けたのだが、当然ながら終始悦んでいたダクネスを見て「……初めて知ったわ。ここまで悦ばれると、あまり、いえ全然楽しくないのね」と、残念そうな様子で呟いていた。
終盤では、同じナザリックの面々すら敬遠しがちな『五大最悪』の元へ行きたがる素振りすら見せている。
ロールは『タンク』。スキル『デコイ』は、敵の攻撃の引きつけに加え、貴重な状態異常耐性アップの効果を持っている。
『混沌領域』など、ボスが状態異常を使用するイベントで特に活躍出来るキャラである。
奥義『騎士の一撃』は、当たれば敵単体に大ダメージを与えられるが命中率は非常に低いという、ダクネスらしいリスキーなものとなっている。
初回(2019年3月18日~4月1日)
元のバージョンと、「バニル憑依のダクネス」の2種類が登場。前者はコラボガチャから、後者は初回はレイドバトルのランキング報酬、2回目はレイドバトル中止に伴い無条件で、3回目は未所持の場合のみコラボスペシャルダンジョンを90回クリアする事で入手可能だった。保有スキルは以下の通り。
親分スキル:もっと打ってこい!
確率で味方全体に攻撃を受けたターンはダメージ軽減&迎撃を行う防御スキルを付与し、追加でHPを回復する(対象の残りHPが少ない程、回復量と軽減率が上昇)。
ドラポは攻撃スキルと合体してダメージを出す事が基本である以上、使い所を選ぶカードではあるが、迎撃ダメージが有効な時は、その付与に集中する事で安定感のある攻略が可能となる。
また、ソロ攻略縛りプレイにおいても重宝する1枚である。
子分スキル:おのれ、くっころ!
親分のスキル発動時、追加でHP5%回復し状態異常を解除する(対象の残りHP20%減少毎に回復量+2%UP、60%以下なら防御力1段階、40%以下なら2段階上昇)。
貴重なHP回復&状態異常解除子分。スキル威力は不要だが、HP回復も状態異常解除も無いスキルに装備する事で本領を発揮する。
親分スキル:支配完了
「バニル憑依のダクネス」で使用可能。敵に斬属性ダメージをランダムで1~6回与え、攻撃を受けたターンダメージ軽減&迎撃を行う(スキル発動回数が多い程、最低攻撃回数増加)。
最大で3回発動すると4~6回になるが、敵の防御スキルに無力である点と、自身に付与された状態異常反射や予防接種、見切りをダメージ軽減&迎撃で上書きしてしまう点から、起用機会は皆無である。
子分スキル:我輩は悪魔である!
親分が悪魔かつ攻撃スキルの時、スキル威力35%UP、被ダメージ1%軽減(自分の残りHP30%減少毎にスキル威力+2%、被ダメージ軽減+1%UP)。
親分を選ぶが、攻撃スキル向けでは貴重な被ダメージ軽減子分である。
またバニルが憑依している為か、種族に悪魔も持つ為、子分の悪魔を参照するカードの子分としても使用可能である。
2回目(2020年4月27日~5月11日)
「ダクネス(パジャマver.)」として登場。初回のコラボガチャに追加される形だった。コラボガチャは、SSレア当選時に50%の確率でコラボカードが排出される形式である為、初回のダクネスの排出率が半減した。
スキル:頑固な仲間は嫌いか?
【合体スキル】合体したカードのスキル威力を上昇させる(自分のステータスが+5以上か-5以下なら発動回数が2回に増加、自分のステータスが+15か-15の時、更に威力が上昇する)。
基本は標準的な威力UP(威力210%)だが、条件を満たすと威力180%・190%(合計360% / 380%)の2回発動に変化する。
当時の2回発動の威力は、標準的なものは存在しなかったが、このカード同様に威力200~210%の威力UPを基本として、合体するカードを問わないが運が絡むor攻撃スキルの枠と引き換えに編成する形となる条件で160~170%(合計320~340%)、合体するカードに特定種族のみを問う厳しい条件で180~190%となっており、ステータス合計という能動的にも操作が出来る要素のみで、厳しい条件と同等の威力を叩き出すのは驚異以外の何物でもなかった。
また、参考までに実装当時の3回発動の威力は100~115%(合計300~345%)、4回発動の威力は75~98%(合計300~392%)であり、3回発動の合計威力は悠々と超えている。
後に正式な2回発動が実装されたが、3回発動以上の威力が変わらない中で、何とこのカードと同等の威力が採用された。そして2回発動の威力は3回目の開催までどころか、実装から3年経過しても変わっていないので、いかに途轍もない内容であったかが窺えるだろう。
子分スキル:いってくりゅ!
親分のスキル威力25~35%UP(自分含む役カードの騎士の数だけ最低スキル威力2%UP)。
親分を問わず平均スキル威力30%UPは、当時としては破格の内容だった。また、ダクネス自体も種族に騎士を持つ為、初回ダクネス共々子分に採用すると威力が少しリード出来る。
しかし3回目の開催までに、攻撃スキルや合体スキルの子分としては力不足な威力となってしまった。
3回目(2021年12月20日~2022年1月3日)
「ダクネス(冬服ver.)」として登場。2回目までとは別のコラボガチャが新設され、女オーク軍団と共にラインナップされた。
親分スキル:ここは通さぬ
味方全体の状態異常を解除して、攻撃を受けたターンはダメージ軽減&迎撃を行う防御スキルと自分に持続回復状態を付与、3ターンの間味方全体のHPを回復して、防御力2段階上昇(対象の残りHPが少ない程、ダメージ軽減&迎撃の軽減率UPと迎撃の威力上昇)。
初回ダクネスの変化版。即時のHP回復が無くなった代わりに、状態異常解除とHP13%回復&防御力2段階上昇の持続回復状態が追加された。
使用する局面としては初回ダクネスと同様であるので、やはり人を選ぶカードである。
子分スキル:それが騎士の役割だ
親分が防御スキルの時、スキル威力30~35%UP(親分が防御スキルかつ種族騎士なら、スキル威力35~40%UPに切り替わる)。
防御スキル自体、絶対数が少ないスキル種別である上に、単に味方に何らかの防御スキルを付与したり、敵に被ダメージ1.5倍状態を付与したりする、スキル威力を要求しないカードも少なくない。
しかも追加の威力UP条件は、種族騎士という点が非常に厳しく、実質ダクネス専用状態となっている。
映画『この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説』公開記念として、『とある魔術の禁書目録』のアプリゲームで開催されたコラボイベント第1弾・『とある邂逅の世界祝福』で登場し、ガチャでは後編から参戦となっている。
本作でもアクアが謎の箱をこじ開けたのが原因で学園都市に飛ばされ、更にその際頭にハリセンを受けたのが原因で、カズマ達共々謎の箱に関する記憶を失ってしまう。
劇中では武装無能力者集団(スキルアウト)に襲われるも、いつもの妄想癖(やろうとしていた事は大体合っていたが)でドン引きされる。そこを別の意味で変態の黒子に助けられるも、今度は銃刀法違反で逆に自分が逮捕されてしまう。その後カズマ達と合流し、誤解は解けるもその場にいた美琴からは「黒子とは違う変態の匂いを感じるわ」と本質を見抜けれ、言うまでもなくダクネスは悦んだ。
他にもハリセンを振り回し、アクアに洗脳された学生達の記憶を消そうとした際も、全然当たらない事を美琴から呆れられている。
属性は『黄』。タイプは『物理攻撃』。
スキルは『デコイ』。自身に【ターゲット集中状態】と【物防アップ(中)】と【異防アップ(中)】と【SP獲得量アップ(特大)】を1ターン付与する
必殺技は『聖騎士の矜持』。いつもの妄想で自身のHPを回復(大)し、ダメージ99回分の【ガード】を1ターン付与し、自身のSPを50上昇する。
戦闘では「攻撃が当たらない」という再現により、攻撃は襲ってきたキャベツを跳ね返して攻撃する形になっている。
性能も原作同様ダクネスらしく防御特化になっており、耐久力を強化しつつターゲット集中で攻撃を引きつけられる強力なタンク(壁役)キャラで物防・異防アップやガード付与、回復に加え、特大のSP獲得量アップ+SP上昇、ターゲット集中と、耐久強化をしつつ必殺技の回転率上昇サポートもでき、タンク役として非常に優れた性能になっており、HPや防御力のステータスが高いだけではなく、潜在能力で物理と異能両方の防御向上もでき、トップクラスのタンクとして活躍出来る。
『転生したらスライムだった件』のアプリゲームで開催されたコラボイベント第1弾、『この素晴らしい遭遇に祝福を!』で登場。
謎の強敵・ミフェリアスの力により、異世界の魔国連邦(テンペスト)へ仲間達と共に飛ばされてしまう。
凄まじい爆発音を聞き付けてやって来たリムル達に保護されるが、飛ばされる直前にミフェリアスに放った筈の爆裂魔法が、何故か魔国連邦の住居予定地を粉々にしてしまった(終盤にて、それもミフェリアスが原因だったと判明した)事を知らされた。だが幸いリムルが話の通じる相手だったのもあり、賠償金を請求される様な事は無く、帰還の目処が立つまで魔国連邦に滞在する事となった。
劇中では、魔国連邦に『このすば』の世界では既に絶滅してしまっているオスのオーク(ゲルド)や、他にも屈強なゴブリン(リグルド)が存在する事を知ると歓喜し、彼等に蹂躙される事を妄想して悶えていた(なお、ゲルドとリグルドは悪寒を感じ取っていた)。
それ以外にもハクロウに稽古をつけて貰うも、いつも通りのノーコンのせいでハナから稽古にならなかったり、途中からハクロウと交代したゴブタを相手にする事になっても、今度はいくら攻撃を受けても倒れないどころか悦んでいたため女好きのゴブタを終始怖がらせていた。
属性は『光』。タイプは『物理』。勢力(タイプ)は『冒険者』と『臨戦の闘志』。
スキル1は『鉄壁の盾』。効果は自身を2ターンの間100%の確率で挑発状態にする、または自身の防御力を2ターンの間30~40%UP(Lv.1~3だと35、Lv.4~6だと30、Lv.7~10だと25)。
スキル2は『自己犠牲の心』。効果は技能と奥義の魔創魂を、1枚ずつ加護の魔創魂に変換。加護の魔創魂の奥義ゲージ増加量を1ターン10~20%UP(Lv.1~3だと35。Lv.4~6だと30。Lv.7~10だと25)。
奥義の『単体狂癖囮爆散(デコイブラスト)』は、敵単体に光属性物理のダメージを与え、攻撃味方全体のガード力を2ターン10%UPさせる。強化特性は奥義によるガード力UPの効果量が15%まで上昇(倍率は初期は430%、Lv.80は450%、Lv.100〜は470%)。
ダクネスの魔創魂ではダメージを与えていく事が難しいため、他のキャラの魔創魂に変換したり、攻撃のタイミングで交代するなどして運用するのが良い。
利点としては他のキャラへの攻撃を減らせる事が挙げられ、スキルで2ターン挑発付与が出来るため、味方への攻撃を自身に集中させて間接的に被ダメージを減らせる。
防御力UPで耐久力を上げた状態で攻撃を集中させられるので、単体攻撃相手なら手軽に編成全体の耐久面を高める事が可能。
回復も単体だけで良くなるため、全体攻撃の少ないステージでは立ち回りを安定させられる。
なお「攻撃が当たらない」という再現により、本ゲームで無かったミスを開発され、ゲーム中でも攻撃がミスしやすくなっている。
また、通常速度だと転んで偶然当たる演出になっているが、倍速でやると普通に攻撃が当たっているように見えてしまい、生放送ではこれを見ためぐみん役の高橋李依氏は思いっきり驚いており、さらに一緒にいたカズマ役の福島潤氏も開発陣からこの話を聞いた際、「(ダクネスの攻撃が普通に)当たっていたら何とコラボしているんだ?」と言われ、「本当にうちのパーティメンバーがすみません」と開発陣を困らせた設定なのを謝罪した。
期間限定のスペシャルでんことして登場。
でんこNo | KS 03 |
---|---|
タイプ | トリックスター |
スキル | 貴族の聖騎士 |
貴族の聖騎士
一定時間、アクセスされた時、被ダメージに応じて経験値とスコアを獲得する(上限1200ダメージ)。また、自身が先頭に編成されている時にDEFが減少する。
2024年9月26日開催の期間限定このすば3コラボカスタムアイテムとしてめぐみんと共にクルーとして登場。なお、ダクネス演じる茅野愛衣女氏は既に同作でレイシスを担当しているためか公式からも中の人ネタが起き、ファンからも汚いレイシスと呼ばれる始末。
余談
- 作品外には、ほぼ同名の別キャラもいるので注意。
- 他の2人に比べ投稿数は少ないがグラマーなためか、評価の高いイラストはR-18な作品が多い。
- 演じた茅野愛衣氏は、『この素晴らしい世界に爆焔を!』では粘液まみれの騎士役を演じている。
関連イラスト
関連タグ
カズマ(このすば) アクア(このすば) めぐみん クリス(このすば)
キャラバンストーリーズ…コラボにてヒューマン族のヒーローとして実装
他作品の類似キャラ
『ソードアート・オンライン』の登場人物。金髪碧眼の女剣士で担当声優も茅野愛衣が担当しているなど共通点が多いことから、色んな意味で一部の者達からきれいなダクネスと呼ばれている。
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の登場人物。『このファン』のコラボにて彼女の衣装を着用した際、ベルが「アイズさんが2人いるみたいでドキドキする」と思う程アイズとよく似ていた。
限定的ではあるが、これもある意味カップやきそば現象の一種と言えるかもしれない。
『オーバーロード』の登場人物。互いに『防御力が高ステータス』で、『戦闘においてはタンク役を務めている』のが共通。更に言えば『主人公に好意を抱いている』所や、『スタイル抜群の美女だが中身は残念な性格をしている』所も同じ。
なお『このファン』のコラボでは共演を果たしており、恒例のコラボ先のキャラの衣装着用では、ダクネスが彼女の衣装を着用している。
バツネス
詳細はリンク先を参照