CV:矢作紗友里
概要
ベルゼルグ王国の王女、アイリスの護衛をしている女騎士。ダスティネス家と並ぶ大貴族(公爵家)である、シンフォニア家の出身。
カズマから付けられたあだ名は、「白スーツ」(ただし『このファン』では、衣装が変更されている)。普段は露出度の低い衣装を着ているが、このファンで実装された水着姿において、かなりの美脚とナイスバディを披露している。
人物
アイリスの事を可愛がる余り忠誠心以上の感情を抱いている狂信者で、その事は周囲や本人にはひた隠しにしている。しかし傍から見れば駄々漏れ状態であり、当のアイリスからも、その度を超した過保護ぶりには時折引かれている。
カズマと最初に邂逅した際に一戦挑むもスティールの魔法で自分のパンティを奪われ、その事もあってかアイリスに下心ありと彼に警戒を通り越して殺意を露にすることも。(逆にカズマも普段から上から目線で自身に対する罵倒発言をする彼女をあまり良く思っていない)王国に伝わる魔道具(実はアクアが転生者に与えて持ち主の死後回収されなかった神器の1つで、アルダープが王子と体を入れ替えてダクネスと結婚するために紛れ込ませたもの)のせいでアイリスと肉体が入れ替わったカズマに対し(中身がカズマだと知らずに)暗殺を進言し、しかもダクネスとともども入浴して裸体を拝もうというのまで(脱衣寸前で元に戻ったおかげで)バレてしまいダクネスと2人でカズマをボコボコに鉄拳制裁を加えたほど。
その後、その体を入れ替える魔道具を悪用されないように回収するためにクリスと共に「銀髪盗賊団」として潜入したカズマと対峙。この時は正体には気付かなかったが、(満月下でバニルの仮面のレプリカの効力もあったが)絶好調のカズマによって城中の兵士達が圧倒され、自分だけでなくレインやミツルギも呆気なく無力化した事で、その実力に一目を置いていた。
後に、アイリスの縁談の際には利害の一致で結託し、カズマの助けになるよう家紋入りのペンダントを渡している。もっともその少し前に貴族でしか使われない伝来の劇薬を渡してカズマを刺客に仕立て上げようとはしていたが。
しかし、カズマがアイリスの縁談妨害に成功し、報酬として「幼い頃のアイリスの愛らしさを教える」を求めたことで当初よりかは関係性は改善しており、後にカズマが銀髪盗賊団の自分が一目を置いていた方であることに気付いたが、あくまでもアクセルの街への強制送還を優先し、紛いなりにもアイリスを救ってくれた恩もあるため彼の正体を公表することはしなかった。
なお、正体を知ったと同時に彼がアイリスの「将来の結婚相手に送るための大事な指輪」を奪っていたことにも気付いており、その場で返却を求めてはいたが、(銀髪盗賊団逮捕兼指輪紛失の口封じで)カズマを処刑できる大義名分ができたにもかかわらず城から追い出す事を優先したため、やはりカズマに対する態度が軟化している(アイリスの教育に悪い駄目人間であるという認識は、当然ながら変わっていないが)。