殺意
9
さつい
殺意とは人を殺したいと思う気持ちのことである。
どうしようもなく相手に対して苛立ちなどを覚えた際に芽生える感情である。
実際に殺害に及ぶことが無くとも、殺意を覚えた、という表現をされる事はあり、
全くの赤の他人よりも身近な相手に対して覚える事が多いのでは無いかと思われる。
おおよそ過失ではなく、故意に人を殺害した際には殺意というものの有無が問われることが多く
この有無がそのまま刑の重さに影響する場合も多い。
そもそも人を殺したいという思い、という意味合いからも分かる通り
日常会話で「ああ、殺意が沸いたわ」などという表現がされる事は少なく
もし矢鱈にこの表現を使っていると周囲から危険視される可能性も少なくない。
殺意というものが芽生えたとしても胸の中で留めておくべきである。
ネットスラングにおいて、キャラクターの対象年齢に反して武器が凶悪地味ていていたり、どんな弱い相手でも本気で殺る気満々だったりする様相、どう考えてもオーバーキルな武装・戦闘方法を平然と用いている様を「殺意が高過ぎる」という。
絶対殺すマンとは似ているが少し違う(あちらは特定の対象限定である場合が多い、そして相手が強敵の場合にも用いることができる)。
殺意が高過ぎる例
- ドリルでの挟み撃ちや回転鋸、鉄球などCERO:Aじゃなければスプラッタ化していたであろう装備の多いクッパJr.(スマッシュブラザーズシリーズ)
- 技の一つ一つが歴代ラスボスを一撃で葬る威力を持ち、最強技が文字通りの相手を必ず殺す技であるオーマジオウ(仮面ライダージオウ)
- 切断技を数多く持ち、切断した相手にトドメとばかりに光線技をぶち込むウルトラマンエース(ウルトラマンA)
- 悪の帝王から生まれたヒーローとはいえ、個人武器のデザインが凶悪過ぎるウルトラマンジード(ウルトラマンジード)
- 並みの攻撃を通さない鎧と強固な盾を装備し、変身者も戦闘力の高い異能生存体という完全無欠さを誇る仮面ライダー斬月カチドキアームズ(仮面ライダー鎧武)
- 頭を使わないとクリアできなさそうな位置にトゲなどが配置されているステージ(マリオメーカーなど)
- プレイヤーの最大HPが999であるのにもかかわらず、9999ダメージを叩き出す技で潰しにかかってくるエリザベス(ペルソナ3)
- どんな弱い相手でも油断する事なく、敵が消滅した跡にすら念入りに強力な魔法を何度もぶち込む竜宮院聖哉(この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる)
- 敵を吸い込んで火室で敵が消滅するまで徹底的に焼き尽くすデストラクションファイヤー(魔法戦隊マジレンジャー)
- 必殺技のトドメに戦隊のロゴが鋭利な先端でぶっ刺す機界戦隊ゼンカイジャー
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です
pixivに投稿されたイラスト
すべて見る
pixivに投稿された小説
すべて見る
【連作短編集】夢見がちなメイドは、ダメダメご主人様が好き？クールなメイドはご主人様を［暗殺］したい
ひとりぼっちの少女の、青春ではない青春物語。 高校時代の泉が出会ったのは、少々厄介な男だった――。 X（Twitter）企画『深夜の真剣物書き120分一本勝負』への参加作品です。テーマは「悪い人ではない」を拝借しました／4月6日、若干の加筆修正を行いました。5,488文字pixiv小説作品
140字シリーズ第3巻Go to the hell(ショートミステリー・140字シチュエーション台本)
140字シリーズ第117弾はシチュエーション台本です。 今回は落ちる三部作の三作目です。 ノーコピーライトガール様の素晴らしいイラストからインスピレーションを得まして、落ちるをテーマに物語を紡ぐ『落ちる』三部作の最後です。 今回は地獄へ連れていく死神をテーマに描いてみました。地獄へ落ちる時にこんな可愛い死神が来たら…、嬉しくなっちゃうんでしょうか…？ どうせ地獄ならば楽しい方がいいですけどね。 素晴らしいイラストをお借り致しましたノーコピーライトガール様、本当にありがとうございました！ お楽しみ頂けましたら幸いです。168文字pixiv小説作品
FGOマスター×スタンドもしも、FGOのマスターにスタンド能力が発現したら～Cities Lights～第2話 Stealth Snakes その②
まだ、生きている ダヴィンチちゃんが発明した「周囲から認識されなくなる装置」を試す清姫とマシュ。さっそくマスターの部屋に侵入し、イタズラを仕掛けるふたりだが…。 もしも、FGOのマスターにスタンド能力に目覚めたら、というFGOとジョジョがクロスオーバーした作品になっています。 ジョジョとのクロスオーバーですが、ジョジョの登場人物は出てきません。ジョジョを読んだことがない人でも、読みやすいと思います。 全体的に書き直そうと画策しています。9,617文字pixiv小説作品
理想の美少女・喜怒哀楽
「黒髪ショートボブでどんぐり眼がキュートなフィクションの美少女が喜怒哀楽の感情を持って殺意を向けてくれるっていいよね！」という趣味嗜好が詰まったある意味マゾ向けかもしれない短編集。サスペンスやスリラーが好きな人に刺さると嬉しいです。 以下各話あらすじ。 １．理想の美少女・喜 →絵描きの友人にサクラを頼まれた。報酬は似顔絵一枚。せっかくだから俺は、理想の美少女を描いてもらった。サクラの帰り道、俺は似顔絵そっくりな美少女を見つける。 ２．理想の美少女・怒 →平凡なサラリーマンの俺には、理想の美少女に踏みつけられたいという夢がある。ある日いつもの駅で理想通りの美少女を見つけてしまい、それ以来俺は彼女に踏んでもらうことしか考えられなくなった。 ３．理想の美少女・哀 →俺には金がない。両親が借金を残して死んでしまったのだ。金策に悩んでいるところに、知人がやってきて詐欺を持ちかけた。 ４．理想の美少女・楽 →転勤で田舎へ越してきた俺は、孤立していた。鬱屈する俺は、連続殺人事件の模倣を思いつく。獲物を待ち伏せていたところ、ぴったりの美少女がやってきて……。22,192文字pixiv小説作品
140字シリーズ第3巻悪夢(ショートミステリー・140字小説)
140字シリーズ第129弾は小説です。 今回のテーマは夢です。 私は睡眠は得意でないのですが…、言葉が可笑しいですが要は不眠気味です。 ですので眠りがどちらかというと浅めで細かな変な夢などをよく見がちです。 あまり覚えてはいないのですが、疲れて目覚めたりする事が多いです。 今回はそんな夢をテーマに物語を紡いでみました。 主人公のは毎夜、同じようなパートナーの首を絞める夢を見ます。そして…。 正夢になるとどうなってしまうのでしょうか。 皆さんならどう感じるでしょうか。 私ならば…。 ぜひ妄想しながら楽しんでいただけれ幸いです。141文字pixiv小説作品
140字シリーズ第2巻殺意の甘さ(ショートミステリー・140字小説)
140字シリーズ第89弾は小説です。 今回のテーマは、アーンです。 アーン、を入れてみたかった。 ただそれだけで、という私らしい至極単純なテーマでした。それをこんな仕上がりにしてしまうのも、また私らしいといったところでしょうか。 甘々なこの行為に隠された相手の殺意、そしてそれを受ける主人公はそれを知りながら全てを受け止めている、そういう構図にしてみました。 知っていながら全てを受け止めるというのは少し切ない気がします。逃げればいいものを、逃げないのですから。 そんな2人の対比を楽しんで頂ければと思います。 それではお楽しみ頂ければ幸いです。138文字pixiv小説作品
婿たちの下町散策（本好きの下剋上）婿たちの下町散策（おまけ）
おまけ話です ユストクスとエックハルトしか出ません 前半は暗く重く、後半は酔っ払いの駄話 できればラザファムもだしたかった ルッツがマインの相手としてまた出てくるだろうと思っていたら、第五部の怒涛のフェルマイに驚いたのです ＜追記＞ 2019/04/07の[小説] 女子に人気ランキング７３位に入りました ユストクスさんとエックハルト兄様しか出ていないのに？！と驚きました。 皆様。フェル様の側近二人へ愛をありがとうございます！ 神に祈りを！＼ꐕ ꐕ ꐕ/10,845文字pixiv小説作品
140字シリーズ第3巻家族(ショートミステリー･140字小説)
140字シリーズ第132弾は小説です。 今回のテーマは家族です。 タイトルにも付けてみました。 家族をテーマに書こうと思った時に明るいテーマにしようと思ったのですが、一概に仲良しの家族ばかりでは世の中ないよなぁと思い至りこちら側に振ってみました。 思いついてからはスラスラと筆は進みました。 直接的には記述してませんが、この家族が置かれている状況がいかに緊張感のあるものかが分かるかと思います。そして逃げたくても精神的束縛からなかなか解けなくて逃げられない。 そんな様子を描いてみました。 これは私の中で生まれたフィクションですが、読者の皆様にも色々妄想して頂きながら読んで頂ければいいなぁと思っております。139文字pixiv小説作品
ふ ざ け ん な
色んな人にアイドル新鋭隊踊らされてる男子組、本当はこんなこと思ってるんじゃないかと思い書いてみました。 私のイメージとして類くんは抵抗しつつノってきそう。司くんはもう吹っ切れるってイメージだし、冬弥は司先輩がするなら…って。彰人に関しては殺意剥き出しで踊ってそう。てか目が笑ってない。KAITOはこれよりも過酷なことしてきたからね！多分慣れてる！w (レン？レンは…うん) 〜今更ながら注意〜 ・話がコロコロ進みすぎてるかもしれない ・キャラ崩壊多少あり ・君らユーザーことマスターが出てくる ・メ タ イ 以上！これらでもOK！って人はよろしくお願いします1,939文字pixiv小説作品
140字シリーズ 第4巻進化(ショートミステリー･140字小説)
140字シリーズ第169弾は小説です。 今回のテーマは進化です。 進化するというワードをテーマに創作してみました。 なんとも血なまぐさい一本に仕上がりました。 人に死ぬほどムカついたとしても、ここまでの殺意を向ける程というのは余程です。 やはり人とのお付き合いで下に見たり罵倒したりというのは良くないなぁと思います。 かくいう私も気をつけなければと襟を正さねば。 ともあれ、たまにはこんなミステリーもお楽しみ頂けましたら幸いです。140文字pixiv小説作品
140字シリーズ 第4巻殉教者Ⅱ(前作からの連作となっております･140字シリーズ番外編)
『殉教者』の連作をみるく様に書き下ろして頂きました。 せっかくなのでこちらに番外編として掲載させていただく運びとなりました。 合わせてお楽しみ頂ければと存じます。 みるくちゃん、ステキな連作をありがとう！！219文字pixiv小説作品
