たとえば母が
たとえばははが
メンズヤングに2003年7月号から2008年4月号まで連載されていた漫画作品。
作者は艶々。
単行本はアクションコミックスから発売されている。
全6巻完結。
ほか、作者本人による同人誌にて過去編や後日談、本編の補足などが描かれている。
2013年、風間ゆみ主演の実写アダルトビデオが3巻発売された。
男子大学生の正樹は、ある日母美晴にキスマークを見つけてしまう。
美晴は正樹の同級生であるマコトと交際していたのだ。
いつしか美晴を性的な目で見るようになってしまう正樹だが、そこに美晴の過去の男である榊の影が迫っていた。
()内は演者。
主人公。通称「マー君」。
ややマザコンの男子大学生だが、その自覚は薄かった。
合コンで出会った山本由紀に性の手ほどきを受ける。
しかしマコトとの交際を知ってから、母に対する感情が通常の親子を超えていたことを自覚していく。
演:風間ゆみ
正樹の母親。物語開始時点で39歳のバツイチ。夫で作家となったジュンとは学生結婚していたが、キャリア志向に目覚めた彼女と折り合わなくなり離婚し、その後シングルマザーとして生きてきた。
グラマラスなキャリアウーマンだが性欲には弱いところがある。
正樹の高校からの同級生。美晴と交際し、やがて同棲するが榊の登場がきっかけで彼の心は大きく踏み躙られることとなる。
演:松下美雪
大学の2回生で正樹やマコトのサークル仲間。結婚してから大学に入ってきたが夫と折り合いが悪くなり一旦離婚、正樹とセフレ兼相談相手になる。
美晴の上司。
女癖が悪く、かつて美晴とも関係を持っていた。
海外に飛ばされていたが日本に戻ってきて美晴を調教しようとする。
妻の峰子とは世間体のために結婚しているが、彼女に美晴をはじめとした他の愛人のことも全て話してしまうなど、どこか妻に対する甘えもある。
演:高橋美緒
榊の妻。一見従順一辺倒な妻に見え、家では夫の意のままに刺青やピアスをつけ彼の性奴隷のように振る舞っているが、実は演技にすぎず本性は夫にも隠している。
実は正樹の幼い頃に接触したことがあり、榊が美晴に再接近したことから水面下で動き出す。