バックストリートガールズ
ばっくすとりーとがーるず
「売れちゃったよ、オイ!!」
『週刊ヤングマガジン』で2015年から2018年にかけて掲載されたジャスミン・ギュによるお下劣ギャグマンガ。
ヘマしたヤクザ(勿論男)が贖罪のためにタイで性転換手術と全身整形を受けてニューハーフになり、日本でアイドルデビューするという、お前は何を言っているんだを地で行っている漫画。
まだ不惑も迎えぬまま男の象徴と永遠にオサラバしてしまった男たちの哀愁や歌詞から漏れ出る任侠ネタ、ギャグマンガ恒例のアンジャッシュ、主人公らに人生を狂わされた「ゴクドルズ被害者の会」の斜め上の活動など、お下劣かつ不謹慎なネタが続出するバカマンガであるが、本当にごく希に、ホロリとさせられる話もある。
ヤングマガジン2018年1号で、アニメ化が発表された。その後同年3月6日、単行本10巻目リリースと同時に2018年7月からの放送が決定した。「Back Street Girls -ゴクドルズ-」のタイトルでBS11、TOKYO MX、MBS、AT-Xにて放送された。アニメーション制作はJ.C.STAFF。
そして連載終了後、ついに実写映画化も決定、2019年2月8日から上映された。同年1月にはテレビドラマ化も決定し、2019年2月〜3月にMBS・TBSのドラマイズム枠で放送されたほか、同年3月以降からは一部のTBS系列局でも放送された。
大手暴力団「犬金組」の若手ヤクザ三人は、とんでもない失態を犯し切腹モノの罪を負うことになってしまった。しかし組長がノリで言ったその一言により、彼らの命は皮一枚繋がる。
「なあオメーら 腹切るのとチ●コ切ってアイドルになんのどっちがいいよ 」
なし崩し的にタイ送りになった三人は、全身整形と性転換の果てにピチピチギャル(死語)となり、1年間の山ごもりを経て遂にアイドルデビューを果たす。
ユニット名は、そう「ゴクドルズ」!
今まさに、新世代(すぎる)アイドルがここに誕生したのである。
ゴクドルズ
- 山本アイリ(元・山本健太郎)
CV:貫井柚佳(アイリ)、小野大輔(健太郎)/ 演:岡本夏美(アイリ)、白洲迅(健太郎)
主人公。メイン画像真ん中の茶髪セミロング。ゴクドルズのリーダーでお姉さんキャラ(元は角刈りの兄貴キャラ)。主食は点滴。
- 立花マリ(元・立花リョウ)
CV:前田佳織里(マリ)、日野聡(リョウ)/ 演:松田るか(マリ)、花沢将人(リョウ)
メイン画像右の金髪ボブ。クールな姉の友達ポジという組長のシュミ丸出しポジション。いぼ痔。
- 杉原チカ(元・杉原和彦)
CV:赤尾ひかる(チカ)、 興津和幸(和彦)/ 演:坂ノ上茜(チカ)、柾木玲弥(カズ)
メイン画像左の黒髪ツインテール。「ラブラブピョンピョン」が口癖な妹ポジ。男だった頃はパンチパーマに髭面で、ボクシングのアマ選手だった。
プリマックス:こっちは女装少年が主人公なアイドル漫画。バカ度は同じくらい。
デトロイト・メタル・シティ:こちらはポップミュージシャンを目指す青年がデスメタルの帝王となってしまうギャグ漫画。こちらの社長もかなり過激。
表記揺れ