ラクア(アニポケ)
らくあ
テレビアニメ『ポケットモンスター』(第8シリーズ)に登場する用語で、かつてルシアスがたどり着いた楽園の名前。
リコたちライジングボルテッカーズはカギとなる六英雄を探し、ルシアスの仲間であったテラパゴスをラクアに連れていくことを目的にしている。
また、エクスプローラーズのボス・ギベオンはこの楽園を指して「我が楽園・ラクア」と評している。
45話にてラクアには「ラクリウム」と呼ばれるなにかが存在することが明かされ、ギベオンはこれを目的にラクアにたどり着こうとしている。
⚠️以下、75話以降のネタバレが含まれます。
てらす池の力で現れたリスタルが語ったところによると、ルシアス達が辿り着いた当時のラクアは非常に豊饒な環境であり、野生のポケモンが多数存在し、中にはラティアス・ラティオス・テラキオン・原種の三鳥といった伝説のポケモンまで生息していた。一方で、深部にある森は荒れており、ギベオンによると「元々は同じように豊かだったが、突然急速に枯れた」との事である。豊かさを生むと同時に周辺を荒れさせた原因こそが、後に「ラクリウム」と呼ばれるようになる結晶だった。良くも悪くもラクアの環境を大きく変えるエネルギーを持つ事を知ったルシアスが「自然の摂理を大きく超えたエネルギーに触れるのは危険」としてラクアを立ち去る事を提案するも、結晶に魅入られたギベオンが採掘しようとした事で結晶が暴走を始め、ギベオンはその衝撃で生まれた地面の亀裂に落ちてしまった。放っておけば世界を滅ぼすとして、ステラフォルムのパゴゴ及びパゴゴから力を授かった六英雄が作ったバリアを使い、ルシアスは結晶を自身諸共バリアの中に封じ込めた。その代償に、六英雄は散り散りとなり、パゴゴは宝石に戻ってしまった。ルシアスの意思に従い、リスタルはラクアを去った。
所在地については、何日も漂流して六英雄の力を借りた末に辿り着いたため、正確な場所はわからないとの事。