魔を使い、魔を討て。
曖昧さ回避
新約聖書のアバドンについては
→アバドン
概要
『デビルサマナー 葛󠄀葉ライドウ 対 超力兵団』の続編。
『女神転生』シリーズのうち、『デビルサマナー』シリーズの第4作目にあたる。
前作より横溝正史的な土俗サスペンス色が濃い雰囲気の物語となっている。
『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス』のダンテの登場パートをライドウに差し替えた『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス クロニクルエディション』付属のPlus版と本作のBGMを収録されたサウンドトラックCD付属の初回生産版が販売された。
前作同様、原案・メインキャラクターデザインは金子一馬、ディレクターは山井一千。
ストーリー
ある者は幸運に恵まれ、またある者は不運に苛まれる。
その噂が広まるにつれ、やがて運の格差が生じ、人々の心は暗い影へと落としていた。
そんなある日、ライドウと鳴海の下に妙齢の女性が一件の依頼を持ち込んでくる。
依頼を進めるにつれ、ライドウ達は帝都から遠く離れた、古き因習に縛られた寒村へたどり着く。
そこでライドウ達は、帝都に大きな危機が迫っていることを知る。
登場人物
- 十四代目葛󠄀葉ライドウ
- 業斗童子
- ライドウのお目付け役の人語を解する黒猫。
- 鳴海
- 鳴海探偵社の所長。本作では前回がウソのような、有能さを発揮してくれる。
- 朝倉タヱ(朝倉葵鳥)
- 帝都新聞社の女性記者。本作でも持ち前のバイタリティで様々な情報を収集してくれる。
- 成田茜
- 国会議員・成田氏の一人娘。鳴海探偵社に「弾」という人物の捜索を依頼してくる。
- 十七代目葛󠄀葉ゲイリン
- 槻賀多村周辺を担当する葛󠄀葉一門のデビルサマナーの老紳士。
- 凪
- 葛󠄀葉ゲイリンの弟子の美少女。ライドウに対して対抗心を抱いている様子だが……。
- 弾
- 茜の尋ね人。謎の仮面集団「巫蠱衆」を束ね、何かの目的で帝都で暗躍している。
- 金髪の少年
- ライドウの前に忽然と姿を現す金髪の青年。常に何かを見通し、含みのある言葉を残していく。
- 仮面の書生
- ライドウの夢の中に登場するライドウによく似た謎の人物。不気味な工芸品の仮面を被っている。