※Pixivでは「ゴウト」タグでの作品投稿が主流。
概要
ゲーム「デビルサマナー葛󠄀葉ライドウ」シリーズに登場する緑色の目の黒猫。
普段は「ゴウト」と呼ばれている。
(並行世界の葛󠄀葉雷堂が連れている黒猫のゴウトは、作中、便宜上「業斗」と漢字表記になっている。)
初出は、PS2専用ゲーム「デビルサマナー 葛󠄀葉ライドウ 対 超力兵団」。
※ただしドラマCD「デビルサマナー 葛󠄀葉ライドウ 対 隻眼化神」作品とゲスト出演の「ソウルハッカーズ」(3DS版)のみ。他のゲーム作品はボイスなし。
「ゴウト」について
ライドウのお目付役兼指南役を勤める人語を解する黒猫で、常にライドウと行動を共にする。
ライドウを始めとするデビルサマナー(=悪魔召喚師)と会話出来るが、一般人には猫の鳴き声としか聞こえない。
豊富な悪魔召喚の知識を持ち、様々な状況で的確なアドバイスを与えてくれる。「女神転生」シリーズの主人公の常として無口なライドウに代わって、物語上の会話の要点を取り上げる重要な役割も担う。
「超力兵団」と続編「アバドン王」では多少口調が異なる(一人称など)。
「業斗童子」という存在
「業斗童子」とは『葛󠄀葉一派の禁忌を犯した人物に課される一種の処罰を受けた存在』を示す。その処罰内容は、黒いなりをした生き物の屍に魂を憑依させられ、ライドウの様なデビルサマナーの下でサポート兼従者として一定期間過ごすのである。その期間は不明。
仮にその憑依している生物の肉体が朽ちても、魂に呪い(処罰)が掛けられているため、また別の屍に憑依させられる。
同様の刑に服する者は、ゴウトの他にも存在しており、葛󠄀葉の本部で区別の為に割振られている番号が、本来の業斗童子の各々の正式名称となっている。
ちなみにゴウト(十四代目葛󠄀葉ライドウの従者である業斗童子)の番号はイの四十八番。
超力兵団EDでは明言こそされてないが、緑の瞳の鴉が登場するため「ゴウトではないか?」と思われていたが、後に発行された公式資料集『デビルサマナー葛葉ライドウ 葛葉ライドウ対超力兵団 ワールドガイダンス』にて鳴海のセリフを介して「同一の個体である」と明言された。
小説版では以前はオオサンショウウオに憑依していたらしい。
「ゴウト」の正体
ゴウトの現在の黒猫の姿は仮のモノでしかなく、肉体が消滅したとしても魂だけで存在出来る。ゴウトの正体は、葛󠄀葉の名を戴く存在だった事を仄めかす描写が作中で何度かされている(衛星タイイツ突入時、大コウリュウに関しての助言、アマツミカボシとの因縁等)。
余談
お目付役の役割のせいか、少々過保護で口うるさい面も見られる。
が……筆を口に咥えて捜査状況を探偵手帳に書きとめてくれる(これはドラマCDで明らかにされた)、肉球でタイプライターを駆使して捜査報告書を作成する、ライドウの代わりに麻雀で鳴く等のサポートをしてくれる(鳴海に理解できているのかは不明)、電車賃が無い時は貸してくれる(次回乗車時に徴収されるが)、猫としての本能に抗えずねこじゃらしに屈服してしまう……などの様子を見ていると微笑ましい。ライドウを導く師の様な存在であるものの、容姿が黒猫なので、場面によってはその堅苦しい口調(に加え中田氏の重厚ボイス)と相まって、面白いギャップを醸し出す大変魅力的なキャラクターである。
他の作品におけるゴウト
「真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE マニアクス クロニクル・エディション」では、ライドウ専用技スキルの「挑発」において『ライドウの頭に乗って鳴き声を上げる』異色の形で戦闘参加を行っている。
関連イラスト
関連タグ
登場作品
- 『デビルサマナー 葛󠄀葉ライドウ 対 超力兵団』
- 『デビルサマナー 葛󠄀葉ライドウ 対 アバドン王』
- 「デビルサマナー 葛󠄀葉ライドウ 対 死人驛使」(小説)
- 「デビルサマナー 葛󠄀葉ライドウ 対 コドクノマレビト」(公式コミカライズ作品)
- 「デビルサマナー 葛󠄀葉ライドウ 対 隻眼化神」(CDドラマ)
- 『真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE マニアクス クロニクル・エディション』※ゲスト出演
- 『デビルサマナー ソウルハッカーズ』(3DS版)※ゲスト出演