……だが、やがて火は消え、暗闇だけが残る
いまや、火はまさに消えかけ、
人の世には届かず、夜ばかりが続き
人の中に、暗い呪いの印が現れ始めていた……
概要
正式名称 | DARK SOULS |
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発売日 | 2011年9月22日 |
価格 | 7800円(税込) |
対応機種 | PlayStation3 / Xbox 360 / PC |
ジャンル | アクションRPG |
プレイヤー人数 | 4人 |
CERO | D(17歳以上対象) |
発売元 | FromSoftware |
開発 | FromSoftware / NAMCO BANDAI Games |
ディレクター | 宮崎英高 |
HDゲーム全盛の現在において、ロックマンや魔界村にも通じる強烈な(しかし絶妙な)高難度と、邪悪で陰鬱な独特の雰囲気をぶち上げて話題を呼んだ、デモンズソウルの続編的作品。
舞台設定に直接の繋がりはなく、システム的にもいくつか変更はあるが、コンセプトは前作と同じ死にゲー。
開発も、デモンズソウル開発チームが引き続き行っている。
ファンからは主に「ダクソ」と略称される。デモンズソウル同様、題名の綴りは"Souls" 、つまり複数形の「ソウルズ」だが、日本語表記の慣例に倣ったのか、シリーズ公式サイトでもカナ表記は単数形が使われている。
大まかなストーリーとしては火が消えたことで人の体が「亡者」と呼ばれる、いわゆるゾンビ化したような状態になってしまい、世界が滅びかける事態になってしまう。
それをどうにかするために主人公が火継ぎを行い、火の復活を行って世界を救おうとするという内容。
ストーリー進行によってNPCが亡者化したり、小ロンド遺跡では亡者化した人間がまだ意識があるのか苦しんだり神に祈って救いを求める様子などがあったりと、デモンズソウル以上に陰鬱とした世界観が描かれている。
ステージ攻略型のデモンズソウルと比べ、本作では全ての地域がシームレスに繋がったマップ構造になっている。
モンスターの種類数は前作の倍以上で、武器・アイテム・装備の種類も同様に大幅に増加している。また、前作ではわかりやすさを重視して切り捨てた要素も取り入れたという。
トレイラーでは、前作以上に鬼畜な敵キャラと、様々なトラップで死んでいくプレイヤーの姿ばかりが映されており、早くもファンの心を折りにかかった。
ディレクターの宮崎氏曰く「自分達のプライドにかけて、プレイヤーの皆さんには死んでいただく」とのこと。
発売後
ある意味期待通り、前作デモンズソウルの経験者でさえも序盤から死にまくるが、前作同様、攻略法を見つけると道が開かれる、絶妙な難度が話題となった。
シームレスで繋がれた広大なフィールド、より凶暴さを増した敵キャラの数々、前作を遥かに上回る装備のレパートリーと、全体的なボリュームアップが為されている。
売上も初週でフロムソフトウェアの累計売上記録を更新し、同社の看板タイトルの一つとなった。2014年には続編『ダークソウル2』、2016年には『ダークソウル3』が発売され、後年の2021年には英国のゲーム賞「ゴールデン・ジョイスティック・アワード」の歴代最高作品にも選ばれた傑作である(日本語記事)(英語記事)。
それだけに発売直後の2011年9月時点でのオンラインの不具合が残念であると言われたが、ここではその件については割愛。
Pixivにおいても、多くの絵師によるイラスト、プレイ日記漫画の投稿が見られる。
さらに、2018年にはPlayStation 4、XboxOne、windows、Nintendo Switchにて『DARK SOULS REMASTERED』が発売され、
後にSteamでも配信開始された為にPCでもプレイ可能になった。
内容としてはリメイクではなくあくまでリマスターであるため、画質の向上などが中心だが、
最大FPSが上昇した事により、オリジナル版で発生が速く見切りづらかった攻撃が若干避けやすくなっていたり、
悪名高き初代車輪骸骨地帯の手前に篝火が1つ追加されているなど、かなり細かい点では修正が入っている。
初代はPlayStation 3/Xbox 360であった都合上、PlayStation 4/Xbox Oneユーザーが久々に初代を遊びたくなった時は前のハードを引っ張り出してこないといけなかったが、リマスターが発売された事によりPlayStation 4/Xbox Oneのみで1~3をプレイできるようになった。
また、PCでは元々『DARK SOULS: Prepare To Die Edition』と題してオリジナル版が2012年に発売されていたが現在新規購入は不可になっており、上記2機種と同じくリマスター版初代、2、3が購入可能(キーを入手すればライブラリに追加する事は可能である)。
登場人物
NPC
NPC(DLC)
霊体&敵対NPC
Boss
不死院のデーモン | 牛頭のデーモン | 鐘のガーゴイル |
---|---|---|
月光蝶 | 山羊頭のデーモン | 貪食ドラゴン |
混沌の魔女クラーグ | はぐれデーモン | 三人羽織 |
アイアンゴーレム | 竜狩りオーンスタイン | 処刑者スモウ |
陰の太陽グウィンドリン | 半竜プリシラ | 爛れ続けるもの |
デーモンの炎司祭 | 百足のデーモン | 灰色の大狼シフ |
白竜シース | 混沌の苗床 | 四人の公王 |
墓王ニト | 薪の王グウィン | |
Boss(DLC)
その他エネミー
関連イラスト
関連プレイ日記
関連作品・テレビ番組
いずれもフロムソフトウェア開発の鬼畜難易度RPG。
本作の続編。鬼畜難易度は健在。
フロムソフトウェア開発のカスタマイズメカアクション。
『ダーク・ソウル』という集団が初代ACに1回だけ登場。
戦車を盗んでおきながら何故か地雷原に逃げ込む謎の珍走団。
本作との関連は、おそらく無い。
第4回にて採り上げられた。
別名・表記ゆれ
カタカナ表記では『ダーク・ソウル』、アルファベット表記では『DARK SOUL』(Sが抜けている)などの別表記もあるが、それぞれ『ダークソウル』『DARK SOULS』が正式な表記である。
上記の『ゲームゲノム』の公式サイトにて第3回放送終了直後の更新で第4回のゲストが表記されたが作品名がS抜けの『DARK SOUL』になっていた(すぐに修正された)。
関連イベント
劇中に装備として登場する盾のデザインを公募するというイベントが行われた。
Pixivにおいても、そのデザインを発表しているユーザーが多い。