概要
DLCまたはDLC同梱版『DARK SOULS with ARTORIAS OF THE ABYSS EDITION』にて新たに追加されたボスの1体。DLCのストーリーに直結するボスでは無く、一種の隠しボス的存在。
過去のウーラシール近郊の住まう単眼の巨竜。
朽ちぬ古竜の最後の生き残りであり、比較的小型ではあるが空中を自在に飛び回り、口から放たれる黒色のブレスは圧倒的な攻撃力を誇る。その力は、かつて古竜を地上から一掃した竜狩り隊を擁するアノールロンドですら見逃すほどである。
深淵の主マヌスによって過去のウーラシールへと引きずり込まれた主人公は、王家の森庭の石橋にてカラミットと初邂逅する。その後、森庭の奥にある谷間(未来では狭間の森に該当する位置)にて再び出会うが、縦横無尽に飛び回りながら一方的にブレス攻撃されるため、カラミットに触れることすらできない。
カラミットと戦うには、闘技場の塔に囚われた鷹の目ゴーに会い、諦めぬ意思を伝える必要がある。アルトリウスの恩返しにと、カラミットの翼を撃ち抜き地上へと叩き落としてくれるので、ようやくまともに戦える状態となる。
なお、フロムソフトウェア黎明期の作品『キングスフィールドⅡ』のラスボス、光の黒竜ギーラも単眼の黒竜であり、デザインもカラミットと似通っているが、両者の関連性は不明。
ボスキャラとして
HP・防御力ともに高く、難易度が高めのDLCでもトップクラスの強敵。
一撃一撃が非常に重いので、常に神経を尖らせながら挑む必要がある。
嘴や足による物理攻撃、滑空しての突進、黒色のブレス攻撃などの攻撃手段を持つ。特にブレス攻撃は多彩で、「扇形に薙ぎ払う・遠距離まで届く直線形・立ち上がって足元を焼き尽くす・空中浮遊しながら地上一面を焼き尽くす」の4種類あり、攻撃前のモーションから即座にどのブレスが来るかを判断し、回避行動に移る必要がある。
また、頭部中央にある単眼には強力な魔力が秘められており、この魔力に当てられた者は受けるダメージが2倍になるという性質を持つ。
なお、難しくはあるがカラミットの尻尾を切断することで高性能・広範囲攻撃能力を持つ「黒竜の大剣」を入手することが出来る。
また、討伐することで被ダメージが2倍となる「災厄の指輪」を入手することができるが、こちらは有効性が皆無で、解説にあるように「人知れず、ひっそりと隠されるべき」指輪となっている。