キャラクター概要
とあるアイテムを所持していると侵入できるようになる『エレーミアス絵画世界』の主。
一応ボスに分類される存在だが、必ずしも倒す必要はなく、こちらから攻撃しなければ敵対することもない、友好NPC、あるいは隠しボスに相当する存在。いろいろとキツい絵画世界を抜けた先に拝することのできる彼女のご尊顔はまさにご褒美である。
ただし一度でも攻撃すると敵対され、彼女を倒さない限り絵画世界から脱出することもできなくなる。
半竜であるため眉が棘状の器官(ある意味角というべきか)になっており、背部には純白の毛に覆われた尻尾が生えている。
尻尾によく合う純白の毛皮のコートを纏っており、そこからのぞく素足がたまらない。
手には死神を彷彿とさせる大鎌を握っており、この大鎌はプレイヤーも使うことができるのだが、半竜たる彼女以外が使ってしまうと、使用者に力が跳ね返る諸刃の剣(鎌だが)。
サイズ差の関係上、ローアングルから見上げる構図になっていることも影響しているのだろうが、ダークソウルに登場する女性キャラの中では上位に位置するバストサイズを誇る。
人物
本人は争いを好まない性格なのだが、半竜であるうえに「生命狩り」という禁忌の秘術を持っているため命を狙われまくっており、絵画世界に引きこもっている。プレイヤーに絵画世界からの脱出手段を教えてくれるなど心優しい性格であり、見た目も美しく声も可愛らしいためダークソウル屈指の萌えキャラと言われている。
それだけに事情を知ってから倒してしまうと罪悪感が半端ない。
戦闘時には姿を消し、手にした大鎌で不可視の攻撃を放ってくる。消えると全く姿が見えなくなるが、落ち着いてよくよく見ると大体どの辺にいるかがわかるようになっている。
他にも氷(結晶?)のブレスを使うことから、白竜シースと関係があるのでは、という説もある。
また、ダークソウル3でグウィンドリンの庇護を受けていたことが明らかとなったこと、古竜の同盟者である無名の王がアノール・ロンドを追放された太陽の長子であるという考察から、太陽の長子の娘ではないかという説もある。
余談
彼女曰く『絵画世界の住人は皆優しい』とのことだが……
高威力の呪術を使う鬱血亡者やら、ガード不能攻撃を仕掛けてくるベルカの鴉人やら、多段ヒットでプレイヤーを容赦なくハメ殺す車輪スケルトンの群れと戦ってきた後では全く説得力がない。
ひょっとしてこれは何かの差別なのだろうか?
ダークソウルでは一部NPCと「誓約」を結ぶことができるが、彼女との誓約は存在しない。そのことを嘆くプレイヤー多数。
開発段階では火防女候補の一人で、メインヒロイン格の重要キャラ(物語の背景設定的にはそれでも重要な位置を占めていることに変わりのない人物ではあるが…)とする予定であったのが諸々の事情で変更され、誓約の実装も間に合わなかったことが某ラジオ番組で明かされたこともあり、プリシラファンの怨嗟の声は絶えない。
ダークソウルリマスタードでは進行不能バグが発生する事がある。プリシラの撃破ボイスが延々とボス部屋に響き続き絵画世界から出れなくなり、ゲームを再起動させても直らない為正真正銘詰む。
発生条件としてはボス部屋に入り即座にプリシラを倒すが有力。これは公式発表では無く有志の検証による結果なので確定情報ではない。部屋に入り即座に赤涙結晶の錫杖闇の飛沫とかはやめよう。
関連イラスト
攻略
戦わなくても後方の崖に飛び込めば、絵画世界を脱出するだけで済むが、トロフィーコンプリートのために一度は戦う羽目になる。その場合、開戦時から吹雪と共に透明化するため、プレイヤーは床に積もった雪についたプリシラの足跡を頼りに攻撃する事となる。出血が恐ろしく早い攻撃を仕掛けてくるために注意が必要。
出血の対策としては赤苔玉を装備しておく事。位置を把握するのが苦手てあれば、奇跡の「沈黙の禁則」を使う、糞団子や呪術の「毒の霧」「猛毒の霧」を用いて毒状態にすると位置が手に取るようにわかる。
ただ、無理をせずとも前述した「猛毒の霧」を使うか糞団子を10~12個投げつければ猛毒状態になるので、1周目は戦わずとも倒すことができる。また、周回でもこれを2セット目入れた直後に死亡する。
尻尾を切断するとドラゴンウェポン「プリシラの短剣」をドロップする為、白霊を召喚するマルチプレイでは『白霊が先にプリシラの尻尾を切り続けて、ホストが開戦の一撃で尻尾を攻撃して切断する』のが半ば決まりのようになっている。ちなみに白霊が開戦前に尻尾を攻撃してもプリシラは反応しない。