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センシティブな作品

概要

DARK SOULSシリーズを通して登場する伝統的なアイテム。

デモンズソウルに登場した火炎壺と同様の投擲用消費アイテム

命中した相手の猛毒値を上昇させて状態異常:猛毒にすることが出来るが、投げた自分自身にも猛毒値が蓄積するリスクがある。おまけにダメージが猛毒に依存しているので1発命中させただけでは意味がなく、最低でも4~5発程度当てなければダメージを与えられないのが難点。

単にそれだけならばただのリスキーなアイテムに過ぎなかったのだが、名前の通り、の塊を投げつけている点が最大の特徴。

アイテム解説文でも「臭いが強くあまり持ち歩きたくない類の代物」、「持ち歩くことへの心理的な抵抗感は大きい」と評されている他、「瑞々しい排泄物(ダークソウル)」、「生暖かい排泄物(ダークソウル2)」、「乾いた排泄物、割れた内は瑞々しい(ダークソウル3)」と記載されており、シリーズを重ねるごとに段々と乾燥しつつあるのが分かる。

シリーズ最終作のダークソウル3では祭祀場の侍女に「糞塗れの遺灰」を渡す事で、亜種の「草付き糞団子」が購入可能になる。糞団子との差異は未消化物らしきが付着している点と、後方へ向けて投擲する点。その性質上、奇襲戦法に特化した糞団子といえるだろう。アイテム解説文では「便の質も異なるらしいが所詮は糞」と評されており、猛毒の蓄積度は変わらない。

なお、「糞塗れの遺灰」は文字通り大量の糞に塗れた汚らしい遺灰である。

「冷たい谷のイルシール」の下水道に落ちており、アイテム解説文では「きっと大好きだったのだろう」と、意味深なコメントをされている(後述)。

ゲーム中での糞団子

ダークソウルでは「不死街下層」の下水道にいる亡者商人(女)からの購入のほか、「病み村」の巨漢亡者からドロップする。不潔なエリアの太った大男が落とす時点で手に入れたくない代物である。また、同エリアの蓑虫亡者が放つ吹き矢を受けても猛毒状態になるが、吹き矢にどんな毒が塗られているかは想像に難くない。

ダークソウル2では宝箱やネズミの王からの購入のみとなったが、ダークソウル3では先述の下水道にたくさん落ちているほか、「イルシールの地下牢」や「罪の都」、「アリアンデル絵画世界」など、様々な場所の敵キャラからドロップするようになって入手機会が増えた。

一方で10発しか糞団子を持てなくなり、的確な投擲を求められるようにもなっている。

また、NPC・狂女イザベラも糞団子を投げつけてくる。

ボス戦においては、鐘のガーゴイルを猛毒状態にして死ぬまでダメージを与えたり、ボス部屋侵入前の山羊頭のデーモン先制攻撃を加えたり、姿を消す半竜プリシラの位置を猛毒エフェクトで把握するために投げつける事が多い。

猛毒状態は通常の毒状態より高いダメージに加え、スタミナ回復も減らせる為、対人戦においても脅威といえる。もし当てられれば相手に大きなプレッシャーを与えられるだろう。

呪術:猛毒の霧や回復を封じる護符を使う方が実戦向きという事はこの際忘れよう(一応、ダークソウル1では、猛毒の霧より糞団子の方が若干ダメージが高い特性がある)。

余談

ダークソウルを略して駄糞と呼ぶ蔑称もあるが、特に関係は無いと思われる。

2014年にダークソウル2公式コラボレーションカフェが開店した際、あろうことか糞団子が料理として提供されてしまった事がある。当然、本当に大便を調理したなどという事はなく、ブラックデミグラスソースをかけたミートボールだったようだ。

必要ソウル(お値段)は1500ソウル(円)。

「糞塗れの遺灰」の解説文に関しては文字通りの捉え方をする事も可能だが、発見された場所の状況(下水道、檻)や、購入が解禁されるアイテム(糞団子、毒消しの苔玉)などから「実は「不死街下層」にいた亡者商人(女)の遺灰なのではないか」いう説もある。つまり「大好きだった」のは糞ではなく、かつて彼女が「アンタのこと好きだよ」と評した相手ということになるのだろう。

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