曖昧さ回避
- 太陽の騎士ソラール→本記事で解説
- 赤い光弾ジリオン後半に登場したノーザウォーリアーズの1人→ノーザウォーリアーズ
太陽の騎士ソラール
\太陽万歳!/
人物
霊体召喚時のもとい万歳ポーズが何とも素敵な癒しキャラ。
でっかくて温かい太陽に憧れ、自分の太陽を探すためにアストラの地からやってきたという熱い騎士である。
序盤に出会うことができ、心が折れそうになる世界の中で「協力しあおうじゃないか」と(なんの裏も悪意もなく)声をかけてくれたり、ボス戦で協力してくれたりする非常に心強いお方。
陰鬱と皮肉に満ちた本作の世界には珍しすぎる、数少ない明るい性格の熱血漢なキャラクターである。
しかし、太陽を探し求め、旅を続けた先に彼の求める太陽は無く、
果てに行き着き彼が手に入れた太陽は……
特定のボス戦前には彼のサインがあり、彼を召喚することができる。
結構な攻撃力を持つ上にかなりタフなので序盤は強いが、火力が大幅に上がる中盤からはあっさりやられてしまうことも多い。
条件次第では最終決戦でも協力してくれる。
また、彼の霊体召喚時のポーズ「太陽賛美」は、契約「太陽の戦士」を結ぶことで使えるようになる。
両足を揃えて少し屈み、その後ゆっくりと両手を肘から順にYの字に広げつつ(学ランの応援団がやるようなアレ)、軽く胸を張って伸びをするこのジェスチャー(トップの画像のポーズ)は、その特徴的な動作からプレイヤーの間でも(ネタとして)人気が高く、後のシリーズにも続投されている彼、または「太陽の戦士」を象徴するジェスチャー。
人によっては「全身で輝く太陽を表現している」とも取れるし、「太陽の光を全身で受けている」とも見て取れる。少し屈んでから伸びるところは「登る太陽を表現している」ようにも見える。
ニンテンドースイッチ版では、なんと他の様々なキャラを差し置いて、彼のamiiboが登場。その効果は「いつでも太陽賛美のポーズを取る事が出来る」と言うもの。
彼と同じ装備を手に入れるには彼を倒す必要があるが、性能をみるとなんと。
普通。端的に言えば弱い。
プレイヤーとほぼ同じ場所を踏破できたのは、装備の恩恵ではなく彼の実力。
「ソラール」という名前は、フランス語の"solaire"(読み: ソレール、意味: 太陽の、日光の)を英語風に読んだもの。
以下ネタバレ注意!
とうとう太陽を求めてアノール・ロンドまで来た彼だったが、彼の望む太陽は見つからずなぜか混沌の廃都イザリスに向かった。
そして主人公がイザリスに入るルートによってソラールさんの運命が決まる。
1,正規ルート(百足のデーモンを倒した後)
太陽を見つけられなかったソラールさんは太陽虫に寄生されてしまい、正気を失った状態で襲い掛かってくる。今までみんなの心の支えだった彼をこんな扱いにするとはフロムは鬼か。
ただ、襲い掛かってくる際に「俺が太陽だ!」とどっかのガンダムマイスターみたいなことを口走るために最後までネタにされる。倒すと彼の装備一式を入手できる。
2,生存ルート(混沌の従者+2限定)
混沌の従者+2にすることで開くショートカットを用いると、寄生される前のソラールさんに会うことができる。太陽を見つけられず落ち込んでいるが、無事生存する。
それ以降は出てこないものの、最初の火の炉で彼のサインがあり、ラスボスと共闘することができる。
彼と共に戦いたい人は姫様に人間性を捧げよう。
3,生存ルート(裏技)
上記の生存ルート以外にも、裏技としてこんな方法も存在する。
1,百足のデーモン後の篝火にいるソラールさんを殴り、ワザと敵対する。
↓
2,イザリス経由でショートカットの扉の裏に回り、太陽虫を倒す。
↓
カリムのオズワルドの元で免罪する。
この方法は「敵対したNPCとのイベントは進行しない」というのを逆手に取ったもので、このやり方では混沌の従者+2になる必要が無く、すでに結んでいる誓約を切らなくていいというのが最大のメリットである。
ちなみに裏からなら従者+2でなくてもショートカットの扉を開けられるので太陽虫を倒すついでに開けておくのがおすすめ。
DARK SOULS2では
彼自身は登場しないが、太陽の後継と呼ばれる契約が存在し、これが結べる場所ではお馴染みのジェスチャー「太陽賛美」を学ぶことができる。契約を結ぶことで「太陽の印」という指輪がてにはいり、更に召喚サインと霊体の自分の体が金色になる。もちろん召喚された時はお馴染みのポーズを取る。指輪の説明には彼の存在を思わせる事が書かれてある。
DARK SOULS3では
引き続き彼自身は登場しない。しかし一部の装備等の説明に彼のような人物が存在したであろうことが仄めかされている。
ゲーム中の、ある場所で「太陽の戦士」と呼ばれる誓約が手に入る。過去作と同じく霊体召喚のポーズが太陽賛美になること、サインと霊体の色が金色になることが特徴としてあげられる。
自身がこの誓約を結んでいる、或いはこの誓約を結んでいる霊体プレイヤー(誰か一人いれば他が普通の白霊でもいい)と協力してエリアの攻略に成功すると、ホスト含めて参加したプレイヤー全てに「太陽のメダル」が与えられる。
説明には「ほのかに熱を帯びており、勝利を分かち合った何よりの証」と記載されている。
これをある場所に存在する太陽の祭壇に捧げることで契約の絆を深めることができる。
また、太陽の祭壇ではお馴染みのジェスチャー「太陽賛美」を学ぶことが出来る。
誓約には「太陽の戦士は輝ける協力者であり、それを求める誰かのために黄金のサインを描き、協力者を成功に導く使命がある。」と説明されている。ソラールが身につけていた太陽のホーリーシンボルがそのまま契約のシンボルとなっている。
ダークソウル1の彼のその後はシリーズを通して一切語られていない。
しかしながら、何らかの形で彼の生き様や思想は語り継がれ、こうして後世に受け継がれたのかもしれない。
今日もまた、太陽の戦士は使命に挑む誰かの為に、黄金のサインを描くのだ。
関連イラスト
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血族狩りアルフレート…Bloodborneに登場するキャラクター。英語版でのキャストが同じ。