概要
『デーモン遺跡』の最深部にあたる溶岩だまりに潜むボスキャラクター。
「デーモン」という名を持つがイザリスの混沌から直接生まれた存在では無く、彼女の娘である魔女たちが作った「黒焦げた橙の指輪」がデーモンに変じたもの。
「百足」の名が示す通り、全身から生えた小さな脚が常に蠢いているのが特徴。腕を四本持ち、右腕にあたる一本は非常に長く攻撃に多用してくる。また、腕や尻尾は部位破壊すると独自の意志を持って動き回るほか、短時間のうちに再び生えてくる。
その出自故に溶岩内でも平然としており、炎属性の攻撃は一切通用しない。
関連装備
黒焦げた橙の指輪
混沌の魔女の魔力が込められた指輪。溶岩のダメージを抑える効果を持つ。
魔女たちが自らの溶岩に苦しむ爛れ続けるもののために贈ったものなのだが、愚かな彼はすぐにこの指輪を落としてしまい、それがデーモン化してしまったという。
溶岩上に立っても殆どHPが減らないほどダメージが軽減されるので、『デーモン遺跡』内の通行が困難だった部分や、次エリアにあたる『混沌の廃都イザリス』の溶岩だまりを踏破するのに必要となる。
百足のデーモンの撃破、あるいは部位破壊時に動き始めた手足を撃破することで入手できる。周回プレイ時には引き継がれず、百足のデーモンから再度入手する必要がある。
攻略
長い右腕を使った射程の長いパンチ攻撃が特徴。足下に逃げ込んでも地団駄やジャンプからのボディプレス、掴み攻撃、尻尾振り回しなどで攻め立ててくる。
ただし、部位破壊がしやすい上に攻撃範囲をかなり狭めることが出来る。右腕と尻尾を破壊後、足下から後方に回ってジャンプ攻撃を誘発し、着地後に反撃という形が戦いやすい。掴み攻撃はボタンを連打すればダメージを受ける前に脱出する事も可能。
当初は格闘能力だけで攻撃してくるが、体力が半分程度に減ると火炎弾を使用し始める。特に遠距離戦では誘導性が高く着弾時の爆風か大きい火炎弾を連射するので危険。一方、ジャンプ時に火炎弾を撃つ攻撃は隙が目立つので、やはり足下で戦うべきである。
ボスステージは広いがほぼ全域が溶岩となっている。そのため足場の広い部分に誘き寄せて戦う、あるいは先に部位破壊を狙って「黒焦げた橙の指輪」を入手する必要があるだろう。
関連タグ
爛れ続けるもの 混沌の魔女クラーグ クラーナ 混沌の娘 魔女の娘グラナ