キャラクター概要
クラーグの住処の火防女。本名は不明。
混沌の魔女クラーグの妹であり、彼女同様、下半身は巨大な蜘蛛の姿となっている。蜘蛛の部分はまともに動けない模様。
蝋のように真っ白な肌で、常に閉じられている目は盲目。
従者である卵背負いエンジーからは「姫様」と呼ばれている。
人物像
イザリスの魔女が混沌の苗床になり果てた後、姉と共に病み村に落ち延びてきた。病み村の不死人(卵背負い)らの境遇を哀れみ、涙を流した。そしてクラーグが止めるのも聞かず、不死人らを苛む「病の膿」を飲み込んだ結果、今の状態になった。
胎内には「人間性のゆりかご」たる無数の卵を孕んでおり、常に苦痛に苛まれている。これを和らげるのは人間性のみであり、その為にクラーグは訪れる侵入者から人間性を狩り続けていた。
通常では会話はできないが、「老魔女の指輪」を装備することで言葉が解るようになる。
それによると姉を心の底から慕っており、「私は大丈夫だから、どうか無理しないでね」とその身を案じる優しさが窺える。しかしどう頑張ってもその姉を倒さない限り会えない為、頭を抱える従者は多い。
殴るだけで速攻で死んでしまう為、間違っても攻撃しないように。
ゲーム内での役割
火防女として、エスト瓶の強化をしてくれるほか、誓約「混沌の従者」を結ぶことができる。
人間性を捧げることで誓約の絆を深めることができ、幾つかの混沌の呪術が入手可能。またある人物の死亡フラグを回避できる一手が打てるようになる。
多くの人間性を捧げた従者は「従者名簿」で確認できるため、競い合うかのように人間性を捧げる者が続出した。
ダークソウル3
「デーモン遺跡」にて亡骸として登場。多数の卵を孕んだ蜘蛛の部分のみが残され、朽ち果てている。
そしてそこに縋りつくようにして死んでいる遺体からは「■■■■の呪術書」が入手できる。状況を察し、その場に頽れるプレイヤーは多数にのぼった。
同ダンジョン内で入手できる「白髪のタリスマン」も、彼女にゆかりのあるアイテムである。
関連タグ
聖女トリーナ…後に登場した類似キャラクター