キャラクター概要
物語中盤の山場に対決することになるボスキャラクター。
「センの古城」クリア後に行ける重要エリア「アノール・ロンド」に登場し、
竜狩りオーンスタインと二人がかりでプレイヤーに襲いかかってくる。 彼とオーンスタインのコンビは「オンスモ」とファンの間で通称され、ゲーム中盤の難関として強い印象を与えた。
2以降は防具や武器のみ登場。説明文には彼にまつわる逸話が書かれている。
人物
その名の通り、残酷な処刑者だったと思われる。
スモウハンマーの武器解説文では「スモウは、処刑に愉悦し、犠牲者の骨肉をすり潰しもって自分の精にしていたといい、その酷薄さから遂に四騎士の列に序されることはなかった」と記載されている。四騎士に名を連ねるほどの実力はあったが、その残虐さ故に四騎士になれなかったようだ。
あだ名
鎧のデザイン故、プレイヤーの間では「デブ」と言われている。
オーンスタインの場合は二つ名とかけてあるのに比べてこちらは実にそのまんまである。
スモウという語感から肥満のイメージがあるのかもしれないが……
戦闘能力
見た目通り、手にしたスモウハンマーによる豪快な攻撃が特徴。動作には若干隙が目立つものの攻撃範囲が広く、特にハンマーを地面に擦りつけながら繰り出す突進攻撃はスモウ自身の巨体も相まって回避が困難である。また、ハンマーは盾としても機能しており、魔法や矢を防いでしまう。ただ、雷属性攻撃には弱いので前半までは黄金松脂によるエンチャントやセンの古城で拾える雷のスピアが有効である。
コンビネーション
スモウもオーンスタインもリーチが長く、動きの速さに差があるので攻撃にも時間差が発生し、非常にやりにくい。スモウの突進はガードで受けるとスタミナをガリガリ持っていかれるので、その隙にオーンスタインの追撃を受ける事の無いよう注意しよう。
騎士と処刑者
オーンスタインを先に倒すとスモウが躊躇することなく彼を叩き潰して力を奪う。二人で共闘していたものの、仲がいいわけではないようだ。二人の性格を想像すれば当然と言える気もする。
……と思われていたのだが、ダークソウル3のとあるアイテムの説明文において、戦友が倒れた際、そのソウルを己のものとするのは神代における戦友の習わしであった、と書かれている。
実際3のとあるボス戦でも騎乗していた竜に同じことをしてパワーアップするボスもいる。
また、防具の説明には「騎士たちが去った中、最後まで守護者として残った」という旨の説明も見られる。先述の酷薄さとは裏腹に、義理と忠義に厚い面もあったのかもしれない。
後半戦
強化されると攻撃に雷属性が追加される。オーンスタインを倒したと思ったら全回復+パワーアップ&属性による衝撃波でボコボコにされ、心を折られるどころか粉々に粉砕されたプレイヤーも多いはず。強化前の弱点だった雷属性にも耐性を得ており、ダメージを与えにくくなっている。
ともあれ一人になればかなり戦いやすくなる。フィールドの柱を有効利用して戦い抜こう。
なお、オンスモ戦で獲得できるソウルやアイテムは二者択一であり、オーンスタインを先に倒して強化スモウと戦った際には「スモウのソウル」を入手し、後述のスモウシリーズが販売される。
フラムトと?
フラムトにスモウのソウルを食べさせても1ソウルにしかならない。なにかあったのだろうか……ゲーム中で入手できるソウル量では最低値を誇り、糞団子やゴミクズを食わせても100倍の見返りをもらえる。
関連装備
スモウハンマー
サイズは小さいが、スモウが装備していたハンマーと同じ外見の大槌。
高い攻撃力に加えて、攻撃が命中するとHPが僅かに回復する特性を持つ。
ただし、必要筋力が高いわりに筋力による攻撃力補正が少なく、エンチャントなどが不可能。そのうえ非常に重く、プレイヤー側の視界が遮られるという難点がある。
強化した打撃系武器をスモウのソウルで強化する事で入手可能。
スモウシリーズ
スモウが装備していた鎧と同じ外見の全身鎧。
ハベルシリーズより強靭度は劣るが、総合防御力が高く毒にも強い。
スモウ撃破後にゼナのドーナルが販売を始める。
余談
本作をフラゲしたユーザーがオンラインに接続していると、全身スモウ装備かつステータスがカンストした謎の闇霊に撲殺されていったという都市伝説が存在する。もし真実だとすれば某社社員による制裁だったのだろうか……