乙女アストラエア
おとめあすとらえあ
「すみません、ガル・ヴァンランド
ご無事で」
↓↓↓以下、デモンズソウルの重大なネタバレを含みます↓↓↓
腐れ谷の最深部に佇む『デーモンの長』の一人。
貧者を救う救済の旅に出た第六聖女・アストラエアがデーモンと化した姿である。
”最も真摯な聖女”、”最も不浄なデーモン”とも言われる。
現在は腐れ谷の地溝の最深部で従者ガル・ヴィンランドに護られながら、
谷に飲み込まれた全ての不浄を受け入れ、神に見捨てられた異形の怪物たちの為に祈りを捧げ続けている。
見た目こそ人間だった時と変わらない美しい女性のままだが、
入ると一瞬で疾病に冒される毒沼の中でも平然としているあたり、
もはや人外の存在と化していることが窺える。
また、世界を救済しようとしない神に対しては愛想を尽かしてしまっているようだが、
皮肉にもその本質は神の御業に近いとも評される。
彼女自身はデーモンでありながら人を襲うことはない。
しかし、怪物たちは苦痛から逃れるためにアストラエアに自らのソウルを献じており、
彼女へ献じる為のソウルを求めて人に襲い掛かるという構図を生み出してもいる。
図らずも彼女もまた、世界に悲劇をもたらす存在になってしまったと言えるだろう。
或いは、そんな彼女を襲う我々プレイヤーこそが最悪のデーモンなのかもしれない……
腐れ谷-3「腐敗の中の安息」のボスとして登場。ただし、外敵との戦闘はガル・ヴィンランドに一任しており、彼女自身はエリアの最深部で座ったまま動かない。
また、ガルを倒したあと接近して会話イベントを起こすと自害してしまう。
一応、会話せずに遠距離攻撃でダメージを与えると奇跡によるHP回復を図るほか、
近接攻撃を仕掛けると周囲に衝撃波を放つ奇跡『神の怒り』で反撃してくるが、
殺害しても自害させても得られるものは変わらないので、戦いを避けた方が賢明と言える。
死亡後は武器、奇跡、魔法へと変換できる「純血のデモンズソウル」を遺す。
ボスというより殆どイベントキャラ同然の扱いだが、
その美貌やストーリー設定、切ない専用BGMが評価されプレイヤーからの人気は高い。
胸も大きいので白くべたつくなにかが出る方面の需要もありそうだが、
聖女としての神々しさ故か、今のところpixiv上にそういう類のイラストは少ない。
ブルーブラッドソード
最弱武器「折れた直剣」を「純血のデモンズソウル」で強化して作成する直剣。
直剣としては非常にダメージが高く、物理・魔法両方の属性を兼ね備える。
また、筋力・技量・理力による威力補正はかなり低いが、
代わりに運のステータスで補正がかかるという他の武器にない特性があり、
加えて松脂や白くべたつくなにか、魔法でのエンチャントも可能。
特異なステータス構成を強いられる代わりに、凄まじい威力を発揮できる武器と言える。
死の雲
「純血のデモンズソウル」を賢者フレーキに渡す事で入手できる魔法。
毒の雲と同様、濃い紫色の雲を展開して相手を疾病状態にする。
疾病は与ダメージ、回復妨害、スタミナ回復妨害を兼ね備えた状態異常なので、
罹患させる事が出来れば間違いなく優位に立つことが出来る。
ゲーム発売当初は大抵のボスを倒せる程の性能を誇ったが、
流石に強すぎたたためか、アップデートでボス相手に疾病は効かないよう調整された。
すべての不浄を受け入れるアストラエアが、最も不浄であるのは当然の事と言える。
救済
「純血のデモンズソウル」を魔女ユーリアに渡す事で入手できる魔法。
静止した相手に拳を突き立てる事で、体力を完全に回復し、状態異常を治癒できる。
消費MPが少ないので破格の性能に見えるが、自分を回復する事は出来ず、
モーションが非常に長く効果発生が遅いので、使用中に動かれると不発になってしまう。
青ファントムを回復しようにも発生時間の遅さで難しく、
よりによってモーションが吸魂と一緒なので要らぬ誤解を招く可能性が高い。
蘇生
「純血のデモンズソウル」を聖者ウルベインに渡す事で入手できる奇跡。
召喚した青ファントムを蘇生し、元の世界に送り返すことが出来る。
アストラエアの救いの精神を象徴するような奇跡と言えるが、
オンライン対戦がしたいプレイヤーにとってはむしろ邪魔とすら言える為、