人物像・背景
エリア傾向が白あるいは黒時の腐れ谷-2「嘆きの沼」に現れるNPC。
広大な毒沼の中にある小さな島で佇んでいる。
父の最期の言葉を弟のガル・ヴィンランドに伝える為、彼と聖女アストラエアが最後に向かったと言われる腐れ谷を訪れた神殿騎士。現地で物売りの老婆(バ☆バ☆ア)から二人に関する良くない噂を聞き、その事を心配している。
思慮深く、相手を慮る優しさを持つ。沼に足を踏み入れても毒に冒されない所はやはりガルの姉故か、それともヴィンランドの血筋がなせる業か(武器や魔法による毒攻撃は効く)。
家宝の曲剣「ブラインド」を駆使した剣技のほか、周囲での魔法使用を封じる「反魔法領域」、体力を回復する「回復」、状態異常を取り除く「治療」という三つの奇跡を操る。
特徴
スレンダーな美女だが、彼女が装備している防具は「貧金の鎧」である。
決して「貧乳の鎧」ではない。
腐れ谷の毒沼の中という悍ましい場所で遭遇する人物だが、前述の通り優しく思慮深い人物であり、狂気に満ちた本作の世界観においては数少ない常識人と言える。
エリアのソウル傾向が白いときには会話することが出来るが、逆に黒くなった際には黒ファントム化したセレンが出現する。毒沼という不利な地形と魔法の無効化、ガード不能の武器を持つという特性故に危険度は高く、強すぎて倒せないと評するプレイヤーが後を絶たない。
しかし、可憐なふともも(or 貧乳)目当てで会いに来るプレイヤーも多い。
もし先に異形と化した弟に会っていたら、その形見を渡してあげるべきだろう。
関連装備
ブラインド
セレンの名と共に広く知られる、透き通った刃を持つ曲剣。
その刃は羽根のように軽く、幻であるとも言われる。
弟の持つ大槌・ブラムドと並ぶヴィンランド家の宝物の一つであり、
月明かりの大剣と同様、盾による防御を無効化する特性を持つ。
また、攻撃力は低めだが、斬り裂いた相手に出血の状態異常値を付与する事が可能。
黒ファントム化したセレンを倒すことで入手できる。
貧金の鎧シリーズ
『デモンズソウル』(2009)
セレンが身に纏う女性専用の鎧。
魔法・斬撃・出血攻撃への耐性に優れるが、装備するとスタミナ回復力が少し低下する。
この一式を身に纏った女性の姿は戦乙女と呼ぶに相応しい。
何故かセレンから少し離れた小島にいるナメクジを倒すことで入手出来る。
繰り返すが、貧乳の鎧ではない。
『デモンズソウル』(2020)
リメイク版ではデザインが変更。ディティール、テクスチャ等含めかなり全体的に、極めて派手派手しい印象に変わり、慎ましさの感じられる面影はどこにもない。
ワルキューレ的なサイドの羽根の意匠は、仰々しい前立に取って代わり、宝石のような意匠の額当て、吹き返しが加わったことでもはや聖闘士星矢である。
貧黄金聖闘士?