概要
DLCまたはDLC同梱版『DARK SOULS with ARTORIAS OF THE ABYSS EDITION』にて新たに追加されたボスの1体。DLCのストーリーにおける全ての元凶にして、ラスボス的存在。
ウーラシール市街の地下深くに存在する「深淵の穴」、その最奥に潜む古のヒトの怪物。
かつて人間であったマヌスは、何らかの原因で自らの人間性を暴走させ、深淵の主となった。
その風貌は人間とはかけ離れており、巨大で不気味な左腕を持つ異形の生物と化している。
DLCストーリー
マヌスは長らく深淵の穴に封印されていたが、「出っ歯の蛇」に唆されたウーラシール民によって掘り起こされる。溢れ出した深淵はウーラシールを飲み込み、民衆は人間性の暴走により頭部が肥大化した怪物と化し、姫君たるウーラシールの宵闇はマヌスによって攫われてしまう。
宵闇を救うべく、深淵歩きアルトリウスは相棒の灰色の狼シフと共に深淵の穴へと向かうが、逆に深淵に呑まれてしまった。
一方、遥か未来のロードランで「割れたペンダント」を入手した主人公は、狭間の森の湖にて突如出現したマヌスの左腕により、過去のウーラシールへと引きずり込まれてしまう。ウーラシールの霊廟で霊廟の守人エリザベスより宵闇の救出を依頼された主人公は、一人深淵の穴へと向かう。
ボスキャラとして
DLCのラスボスだけあって、ダークソウル全体で見ても上位に位置するであろう強敵。
右手に巨大な杖を所持しており魔術師を髣髴とさせる風貌ではあるが、戦闘スタイルは力に任せた物理攻撃がメインとなる。マヌスの象徴でもある巨大な左腕は伸縮自在で、回避タイミングが掴めないうちは左腕による薙ぎ払い・叩きつけに苦しめられる。また、雄叫びと共に繰り出す5連打撃コンボは、一度巻き込まれると最後まで連撃を叩き込まれ大ダメージが確定する。
さらに、HPが3分の2を切ると深淵の主らしく強力な闇魔法を繰り出すようになる。
闇魔法は3種類存在する。
・杖を上に掲げることで上空から降り注ぐ”追う者たち”
・杖の中央から正面広範囲に放射される”闇の飛沫”
・杖を地面に突き立てることでマヌスの周囲360°に展開、中心に向かって収束する”闇の玉”
いずれも高威力で回避にはコツがいるが、ウーラシール市街で拾える「銀のペンダント」で攻撃を無効化することも出来る。
マップはかなり広い円形で、地面はあるがかなり暗いので距離をつかみにくい。障害物が複数存在するが、大抵はマヌス自身の攻撃で壊れてしまう。なお、深淵の穴で灰色の狼シフを救出していると召喚サインが表示され、彼と共闘することが出来る。